こんにちは。
ワーママ夏川です。
今日はこちらのニュースから💁♀️
(日経新聞より引用)
中国商務省と税関総署は20日、電気自動車(EV)の主要材料であるグラファイト(黒鉛)について、12月1日から輸出を許可制にすると発表した。中国が世界生産の3分の2を占め、日本や欧州のEV関連企業が調達難になる恐れがある。
引用元☟
問題です💡
黒鉛(グラファイト)ってなーんだ?
一番身近なものだと鉛筆の芯。
黒鉛ってすごいのよー。
2,000度でも使えるし(真空or不活性雰囲気)
大型部品も作れるし、
切削性がいいから複雑形状にも出来るし、
摺動性もあるし(滑る)、
とにかくもう、いろんな用途で使える。
鉛筆の芯から、
工業用炉、
半導体、
自動車、
リチウムイオン電池の負極材まで。
こんなに万能な材料、
他にないのでは?
中国はその黒鉛の
世界生産量3分の2を占めている。
資源大国、中国。
資源があるって、やっぱり強い。
このニュース見て思い出すのが、
2010年の尖閣諸島問題から発生した
レアアースの対日輸出規制。
あれはその後どうなったかと言うと、
輸出規制をきっかけに、日本は中国以外からの調達や代替素材への移行を進め、中国からのレアアース輸入依存度が9割から6割に下がり、
中国が市場を失う結果になったんです。
参考文献はこちら☟
今回はどうなるのでしょう。
代替素材への移行なんて出来るのかな。
黒鉛って裾野が広すぎるから。
調達を脱中国依存しようという試みは
もうとっくにやってることなんでしょうけど、
それでも品質やら価格やら
そう簡単に切り替えられない背景があるのでしょう。
すみません。
今回の記事は特にオチはありません
いかん、
女子がときめくネタに繋げられなかった!
そんな日もあるっす!