ものすごい切実で、せつないね。
「私のことかと思いました」という声が、
まだまだたくさん届く。
質問も届く。
私には、お手本を見せることができない。
答えを持っていない。
目の前の問題は、ダミー。
だとすると。
夫と別れたら、いい。
別の人とならそういう関係になれる。
というわけじゃないんだろうなと思う。
私の場合は、離婚前。
ずうっと、がんばってきたのに。
あの大変なとき、助けてくれなかった。
あのとき、守ってくれなかった。
子供が大変なとき、あなたは私におしつけて逃げた。
そのうえ、親のめんどうまで見させた。
あなたはずるい。
それなのに、
あなたがその気になったら、求めるの？
からだを貸せってこと？
そういうものが、うずまいていた。
ここまではっきり自覚はしてなかったけどね。
そんなひどいこと、思ってるなんて認めたくないもの。
自分のこと棚にあげて、相手ばっかり責めるなんて、
そんなひどいこと、しません。
私、そこまでひどいこと、しない。
そういうかんじかな。
でも、ほんとは、
「なにもかも、みーーーんなあいつのせいだ。
私は、じゅうぶんがんばったもん」
そう思っていた。
「私にさわらないで」と、言わなかったけど
態度で、雰囲気で、そういうのだしてた。
さわる前に
ちゃんとあやまってよ。
ちゃんと大事にしてよ。
逃げないでよ。
助けてよ。
守ってほしいよ。
書いてみると、これ
全部両親に叫びたかったことだ。
ずうっと叫びたかったんだなあ。
離婚をしたら、解決、
ではなかった。
ずっとひきこもり。
口をきくのは、息子たちだけ。
たまに、医者と、福祉課の人、必要最低限。
妹と、電話が年一度くらい。
オトコどころか、人を避ける。
心がつながりたいと叫んでいるのに。
私にさわらないで。は、
彼に向かってだけ言っていたのではないらしい。
誰も近づかないで。
私を傷つける人は誰も近づかないで。
そうして、誰にも近づかないように隠れた。
息子たちとは、けんかはしても
彼らは、私を傷つけない。
彼らの言葉でカチンとくることはあっても、
彼らは私を攻撃しようとしているわけではない。
それは、わかる。
私は、世の中のほぼ全員を、敵だと見ていたらしい。
息子たち以外は、私を攻撃する人だと。
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