暑いを通り越して、生きたままくさりそうだった。
おちびがずううううっと家にいるのは、
なかなかな修行だね。
大きい子が長時間家にいるのも、
もわっとして圧迫感あるよね。
おかあさんたち。
よくがんばったね。
おとうさんもね。
私、外の世界は、まだそんなに広くはない。
だから、
一番最初にパターンを崩してみる相手は
息子が多い。
やつあたり、怒鳴る、わめく。
嫌いなことやってはいけないことをやる。
元はささいなことだったと思う。
原因を忘れるほど。
息子、次郎にカチンときた。
次郎に悪意が無いのはわかってる。
でも、カチン。
怒鳴ってわめいて、やつあたり。
次郎「おかあさん、そういう言い方なおしたほうがいいよ。
友達なくすよ」
ますますカッチーン。
「うるさい。それはお前の方だ」
次郎、バタンと玄関をけとばし、でかけた。
どうしよう、どうしよう、どうしよう。
いいのかな。
次郎が小さいとき、
私、ずいぶんひどいことしてきたんだよ。
次郎帰宅。
いつもと同じように
バイト先でむかついた客の話。
勉強が難しい話。
お店の冷房、寒かった、、、、
この本、おもしろいよ、、、、
全く、なんともない。
ひとしきりしゃべってから、
どういう流れなのか。
「おかあさん、このごろ楽しそうだよね」
「遊びにでかけるから？」
「そうじゃない。
仕事のときは、なんとなくわかる。
顔が、まじめ。でも、楽しそう」
「でも、普段は、ごろごろして寝てるでしょう」
「雰囲気が違う」
「よく見てるねえ」
「就職のこと考えるからね。
仕事、いやいや行くのはいやだから」
私、行ってきますは、言う。
何しに行くのかは、言わない。
でも、わかるらしい。
私、ものすごくひどいこと、いっぱいしてきたよ。
でも、立派に育ってるよ。
幼いと思っていたら
ちゃんと考えてる。
彼の心は折れてないよ。
やつあたりしても、折れない。
幼い心をいっぱい傷つけてきた。
でも、間に合う。
私が、楽しんでいれば、息子は大丈夫。
どんだけひどいことしたのか。
ちゃんと認めるのが、しんどい作業だ。
心屋塾オープンカウンセリング
9/1（日） 浜松市
9/4 (水） 京都 19時 空きあり
9/6 (金) いわき市
9/7 (土) 郡山市
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