ハトの子どもって見たことなくないですか?

ヒヨコは皆知ってるでしょ?
ツバメの雛もイメージ付くと思う。
スズメの雛は、ピンと来ない人もいると思うけど、ツバメの雛と大体一緒。
駅とかに巣を作る。

カラスの雛は知らないだろうけど、山に7つの子がいるんだろうから、生ゴミを漁って、エサを確保してるんだと思う。



でも、ハトは全くイメージないでしょ?

めちゃめちゃ数がいるのに、
小さい子どものハトって見たことない。

公園に子どものハトがいるのを見たことない。
後、子どものために食べ物を忙しく確保してるハトも見たことない。

みんなのんびりしてるイメージ。
ポッポポッポ歩き回ってるイメージ。

「パンくずくださ~い!」

あの中に子育てしてるハトがいんの?マジで?
もっと子育てって必死なもんじゃないの?

ツバメとか、すごい大変そうじゃん。
行ったり来たり。

子どもためにエサを探し続けるイメージある。

ハトは?
放任主義なの?
怪我して学べ、みたいなこと?




で、調べた。
ハトの子育てについて。





まずさ、そもそもハトって、人が見つけられないような場所に巣を作るんですって。
木の上とか。

ツバメとかスズメとかは、鷹とかに襲われないように人がいる市街地に巣を構えるんだけど、ハトは違う。
人がいない、静かで安全な場所に巣を作る。

そこで子育てをする。


だから、人目に付くとこにハトの巣がないし、当然雛もいないみたいです。


さらに、これ知らなかったんですけど、ハトって、ミルクで子育てするんですって。
牛乳ではないけど、口から出る母乳みたいなもので子育てをする。

ピジョンミルクと呼ばれるものらしい。

ツバメみたいに、巣を行ったり来たりしてエサを取らない。

口から出るミルクで育てる。



ハトの雛は、人のいない静かところでミルクを貰ってるわけだ。
親鳩も、エサを咥えてどこかにせわしなく運んだりしない

ハトの子どもがいない理由はこの辺らしい。


さらにいうと、
ピジョンミルクってめちゃくちゃ栄養価が高いから、20日くらいで大人サイズになるらしいです。
ハト。

すぐデカくなる。
巣立った時から大人サイズ。


生後20日で公園デビューしたとしても、すでに大人と同じ見た目。
子どもサイズのハトはいないんだ。







知らないことっていっぱいあるなぁ。

調べる前までは、
・生まれた瞬間から大人説

もしくは、
・子どもの姿が大人のハトと違い過ぎて、子どものハトだと気付いてなかった説
のどちらかだと思ってた。

カエルとかさ、おたまじゃくしを知らなかったら、カエルの「子どもいないなぁ。」ってなってたと思うし。




近所のさ、いつも元気よく挨拶してる男の子とかがさ、実はハトの雛、みたいな。
成長するとハトになるの。

かなりハイレベルに人間の中に溶け込んでる、みたいな。

機械的な動きをしている人は怪しい。
同じ場所を行ったり来たりしてる人とか。

「あれ。あの人さっきもスーパーにいなかった?ハトかな?」
みたいな。




まぁ、違ったんだけど。

ホント、勉強になりますね。




ハトの子どもは、人間に擬態しない!

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