庄司紗矢香さんのバイオリンで聴く「グレゴリオ風の協奏曲」(レスピーギ作) | to-be-physically-activeのブログ

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敬老の日を含めての3連休は,ゆっくり先週末の旅行の疲れを癒す機会となりありがたく思います。17日は2ヶ月ぶりに床屋さんに行って,髪を短くしてきました。65歳を過ぎてもまだ床屋さんに通えるだけの毛髪量があることは,ちょっとした自己満足の種です。17日の夜は,NHK-Eテレのクラシック音楽館のN響1988回定期公演(サントリーホール,6月21日収録)の教会音楽の特集を視聴しました。指揮はジャナンドレア・ノセダさんで,ゲストに庄司紗矢香さんを招いての「グレゴリオ風の協奏曲」(レスピーギ作)は,コロナ禍を経ての鎮魂曲のようにも思え,後半は巡礼の旅をしているような心持ちにさせてくれました。庄司さんがアンコール曲としてソロ演奏してくれた「バッハ作曲 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調― 第3曲 サラバンド BWV1004」の美しいバイオリンの音色も心に平安をもたらしてくれました。イタリアの作曲家オットリーノ・レスピーギ(Ottorino Respighi, 1879-1936)のことはほとんど知らなかったので,他の作品も聴いてみようと思います。イタリアのシエーナで幼少期を過ごした庄司さんにとっては,レスピーギの作品は子守唄のようなものなのかもしれません。