11月22日(火曜日)の帝国劇場のお昼の部の『エリザベート』を観劇できました。キャストは以下の通りです。
エリザベート:愛希れいか
トート:古川雄大
フランツ:田代万里生
ルドルフ:立石俊樹
ゾフィー:剣 幸
ルキーニ:黒羽麻璃央
当初希望していたWキャストの花總まりさんと愛希れいかさんの回をそれぞれ1回ずつ観ることができたので満足です。この演目のためにストイックに準備してきた愛希さんですので,歌唱はもちろん苦悩や哀しみの表現にも磨きがかかって演技の熱量がこちらにもダイレクトに伝わってきました。
今回は2階席からだったのでトートダンサー(乾 直樹,五十嵐耕司,岡崎大樹,小南竜平,澤村亮,鈴木凌平,山野光,渡辺謙典)の躍動感あふれる動きをじっくり俯瞰で楽しむことができました。振付が舞踊家の小㞍健太さんということで炎が渦巻くような,ときに爬虫類が地を這うようなスリリングな流れて,若いトート役の古川雄大さんとのマッチングもとてもよかったです。
マダム・ヴォルフのコレクションのマデレーネ役といえば,この人!美麗さんです。95期生の愛希れいかさんと同期ということで舞台が一緒のことも多く,これまでも注目してきました。今回の舞台でもさまざまなシーンで美麗さんの活躍する姿を目で追うことができました。
帝劇の『エリザベート』も27日で千秋楽と思っていたら,観劇翌日から急遽休演との発表が深夜近くにあり宿泊先のホテルで絶句してしまいました。なにはともあれ早い機会の舞台の再開を祈っています。