NA.5株の流行もようやくピークアウトに達したか? | to-be-physically-activeのブログ

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 猛威を奮っているNA.5株の流行もようやくピークアウトに達した感があります。NHKが集計した東京都の「レベル判断のための指標」を引用しました。新規陽性者数の先週比の値が8月7日付で0.99になったことが一つの根拠です。疫学的に計算された実行再生産数の数字がどれくらいなのかは把握していませんが,順調に推移すれば徐々に新規陽性者数は週ごとに減少に転じていくと予想できます。もっとも先行する東京都のデータだけで全国の傾向を判断するのは早計かもしれません。

 新規陽性者数の比率が週ごとに0.90, 0.80, 070に減っていったとしても,今年の1月から2月にかけてのオミクロン株の流行からも明らかなように減少率は0.70前後の値で足踏みしてしまうように思えます。新たな懸念要素としてはBA.2.75株の出現も心配です。安直な計算に頼ると,4週間後には

     N x 0.90 x 0.80 x 0.70 x 0.70 = N x 0.3528 (N:新規発生数)

現在の水準の1/3ぐらいまで新規陽性者数が減るのかなと楽観的に予想しています。

 職場では悲観的な予想を立てる人も多くて,お盆休暇明けには再び上昇に転ずるのではないかという反論もありました。私としては順調に減少カーブを描くことを期待します。

 まもなく盂蘭盆会です。各地で盆踊りの季節がめぐってきました。岐阜県郡上八幡の郡上おどりの情報を見てみると,13-16日の予定で開催されるとのこと。しかし午前1時までの時短スケジュールでマスクを着けたままで踊ることになりそうです。感染状況によっては最悪中止かも,とアナウンスされていました。盆踊りも安心してできないようでは祖霊も帰る場所を失いそうです。

 雑誌『歌劇』の2022年8月号を読んでいたら,花組の湖春ひめ花さんが楽屋ネタとして吉崎憲治先生の作詞・作曲による♪コロナ退治の歌(Beat Corona Song)の話題を提供していました(p. 159)。終演後にコロナ退散を願ってメロディーに合わせて花組の有志が日舞の振り付けで踊るのだそうです。暗くなりがちな気分を少しでも明るく発散してほしいと思います。歌い手はもちろんミモザの花の似合う湖春ひめ花さんが適任でしょう。なにはともあれ,8月14日からの花組東京公演が無事に開幕することを祈ります。