世界的な熱波が心配 | to-be-physically-activeのブログ

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 日本列島は梅雨の戻りのような気候で,雨模様の日々が続く。6月下旬の連続猛暑日だった頃に比べると,7月中旬以降は日中でも30℃を超えない日があったりして随分と過ごしやすい。しかし欧州や米国では史上空前の熱波に襲われているようである。欧州各国から40℃を超える猛暑や,森林火災,電力の逼迫など大変な状況が報じられている。それにしてもポルトガルの最高気温47℃は恐れ入る。すべての原因を温暖化ガスの排出増加による気候変動の影響だけで片付けられる問題なのか?検証が必要である。

 下記の記事には,インドやパキスタンでも50℃に迫る気温上昇が記録されている。米国も南部や東部でも猛暑の影響が深刻らしい。長期予報は調べていないが,日本も8月になってからの猛暑再来が心配である。電力逼迫や農業への影響がなければいいが・・・。

 

引用文献:日本経済新聞2022年7月19日記事「英観測史上最高40.2度 世界襲う熱波,山火事や洪水被害」

 世界が記録的な熱波に襲われている。英国は19日,観測史上最高の40.2度をロンドン郊外のヒースロー空港で記録した。フランスも連日40度を超える暑さとなり,スペインでは山火事が拡大する。日本も6月から異例の高温が続き,電力需給が逼迫した。世界で温暖化ガスの排出は増え続けており,気候変動の影響がさらに広がりかねない。

 英国は社会インフラが高温を想定しておらず,ロンドンの地下鉄には冷房がない路線もある。鉄道会社が不要不急の外出を控えるよう呼びかけるなど警戒感が高まっている。

 欧州は未曽有の高温が続く。ロイター通信によるとポルトガルは14日に47度を記録。16日,熱波の影響で過去1週間に高齢者を中心に659人が死亡したと発表した。

 フランスはボルドー近郊が観測史上最高の41.9度に達した。西部ナントは18日に42度と,過去最高だった1949年の40.3度を超えた。

 山火事も深刻だ。仏西部ジロンドでは18日までに1万4000ヘクタールが焼けた。消防隊1700人を動員してなお鎮火に至っていない。1万6000人が避難している。

スペインでも少なくとも4000ヘクタールが焼失し,17日には消防士が死亡した。サンチェス首相は18日,ツイッターで「気候変動は人の生死に関わる。我々はそれを目の当たりにしている」と発信した。

(以下略)

 

上記記事より引用