今年の漢字は「災」だそうです。

 

  

 

 なんとなくそんな感じはしていましたね。

 

 中国地方の水害や、北海道の地震も大きな災害でした。

 過去形で書きましたが、いまだに避難生活を送られている方もいらっしゃる事でしょう。

 心よりお見舞い申し上げます。

 

 私の地元、それも見慣れた所で起きたのが雪害でした。

 

 普通列車が、線路の雪を抱き込んで立ち往生してしまい、全員救助まで15時間もかかってしまったというもの。

 幸い、人的な被害は殆どなかったと言うものの、一歩間違えば大きな被害に発展する可能性があった「災害」でした。

 

 雪害は他にも。

 急激な豪雪と業者不足人手不足のために、道路除雪が間に合わず、大規模な立ち往生が発生してしまい、今回の強制チェーン規制につながるような事態も招いています。

 

 しかし表題の様に、その災害を克服した後は、当然発生前より、より良い世の中になっていなければなりません。

 

 例えば、長年に渡って過度な公共事業抑制のために、地方における建設業者の疲弊などは、明らかに災害に対応するパワーの減退という結果を招いたという事も出来ます。

 

 デフレ経済下の賃金低下は、地方においての人手不足にも同じような影響があると言っても良いでしょう。

 

 天災も備えと対策を誤れば、人災に繋がる可能性があるという事です。

 

 災いを転じる事を切に願って、新しい年を迎えたいと思います。

 

 私は、自分の病気を転じて、同じ苦しみを受けている方に少しでも楽になって頂こうとこの仕事を続けて行こうと思っています。