三連休の週末、

天気予報では二日目のみ晴れ間がありそうだったので近場を散策するつもりで

「呉、野呂山あたりをフラフラするのでツーリングどうですか?」

といつものミニバイクメンバーをお誘いしました。

ほら、雨が降ってもすぐ帰れるので安心のご近所徘徊です。

ゆるくふわっとしたゆるふわツーリングならぬ野呂あたりをふわっとツーリング。のろふわツーリングのつもりでした。


昼までは天気が良さそうなので午前中に全力とまだ寒い朝7時に市内のコンビニに集合。

ハンターカブH氏とは先週ぶりです。いつもお付き合い頂きありがとうございます。



グロムM氏も颯爽と登場。ただでさえ林道の匂いには敏感なM氏ですし野呂山方面って彼のテリトリーなので頼りになります。ありがとうございます。


普段は通らない道を行きましょうと海田のキャンプ場あたりから熊野へ抜けるルート。

ジオキャッシュのおかげで何度か走った事がありますが広島市内をこちらから見下ろす景色が良いですね。カブはギアを入れていても後ろに進むので駐車に気を使うのもいい勉強。


快走路を走って375号線の近くで「火の用心」と山頂付近の岩に描かれて気になっていた場所へ行ってみます。

砂が多少浮いたよくある舗装路を進むと脇道が山頂へ向かう階段の登山道で車両が上がれる道は行き止まりでした。

軽登山は予定してなかったのと寒い時間ですしツーリングを再開しますが黒瀬、郷原あたりは朝早く走っていると雲海らしい景色を目にするのでいつか上から眺めてみたいですね。




コンビニでカロリー(炭水化物)と熱量(ホットドリンク)を補給。手と足の先が冷たいけど楽しい。



野呂山の西側に抜けられないかもしれない林道があるらしいので確認のために向かいますが、朝の標高高めの郷原は寒かった...


分岐が数ヶ所ありましたが西側で陽があまり当たらず寒い!

封鎖されたルートも数ヶ所。


途中でグロムの空気圧を抜くM氏の見慣れた光景。

「私のカブの空気圧は3.0です!」

で笑ってもらえるのもいつもの光景。


コンクリート舗装の上に濡れ落ち葉。

カブでこういった道に慣れてきたのかすごく楽しい!


日陰は風も強めで寒い🥶

中腹あたりの鉄塔で折り返し地点。

M氏グロムの先導で戻ります。

グロムにオンタイヤではフロントが逃げるらしく苦戦していましたがカブだと走行に余裕がある様です。17インチタイヤか純正IRCのアドベンチャータイヤがハマったのかは不明ですが。

モンキー125のオンタイヤで今度試してみないといけませんね。



一度下って375号線沿いのコンビニで休憩していると目の前を数台のカブらしき集団が通過して行きます。


「今のMNさんのカブに似てますね〜」

と話していたら面識あるM氏曰く

「MNさんですよ、追いかけましょう!」

と突如、カブ追跡ツーリングが始まりました。


元は野呂山周辺を散策しようと思っていましたがコンビニでの行き先ジャンケンで南方面に決まりMN氏を見かけてついて行った先は音戸大橋のループ橋展望台。


それぞれインカムが仲間内で繋がっていて駐車時の意思疎通の取れない感じが初々しいですよね。

まさかの自己紹介から合コンが始まりました。

以前はカブに興味がなかったのにこうしてカブだらけで集まる姿って面白いですね。

何ccですか?と聞けない優しい世界。おっ、私の箱とお揃いの方も居られますね。


MN氏一行はかき揚げ盛り盛りのうどん有名店に行くらしいのでここでお別れします。 私は行った事はありませんがよく話に聞いているので大盛りをオススメしときました。

当初の3台で野呂方面は早々に諦めて江田島散策ツーリングに切り替えます。こっちの方が天気が良いしあったかいんよ..


早瀬大橋を渡り外周の主要道から脇道へ入ります。


先日の山火事があった後がどうなっているのか確かめるために陀峯山方面へ向かいます。

途中の絶景スポット、天狗岩。バイクを停めて徒歩数分で


絶景が広がります。


先ほどお別れしたMN氏一向は対岸のやや右あたりで今頃飽きるほどのかき揚げを楽しんでいる事でしょう(笑)


遮るものがないので強風が吹きつけますがお約束の絶景ヨシッ!


さらに進んで陀峯山の展望所。海を挟んで広島市内が見渡せます。




昼時になって私たちも食事をと偶然目に入ったノボリのこちらへ。一見、普通のお宅の様な外観ですがお聞きしたところ3年前から始められたのだとか。予約もなく突然の訪問ですが丁寧な対応をありがとうございます。


案内された座敷がこれまたなんとも寛げる空間。


オススメはやはり牡蠣との事で

日替わりのトンカツと悩みましたが


カキフライ定食を注文。大振りのカキフライはソースとポン酢で、小鉢が数種類、もう美味しいのは確定ですね。


牡蠣美味しい。子供の頃は苦手だったのに今では風味も味わい深いです。


ジオキャッシュの大先輩であるH氏、新進気鋭のM氏と一緒なので北西端の岸根へアタックします。

ちょっと道が違ったけどこの道はある意味正解。進めそうにない道の途中で何度も見た後ろ姿ですが毎回笑ってます。


ミニバイクって玩具感が最高です。


途中からは徒歩で最北西端に来ました。


西に宮島が近いですね。俺たちの宮島。

弥山に登った楽しい思い出が蘇りますがMBB(ミニバイクバカ)登山部の活動も再開しないと。


晴れると海が綺麗です。


戦争遺構の砲台跡、





観光地化しようとしたのか照明などが後付けされていました。


瀬戸内海が近いのは最高と思えますね。


ジオキャッシュがなければここまで来る事はなかったですが広島から近くの江田島に魅力が沢山。


続いて砲台山へ。駐車場は先客のバイクが数台と遊歩道の整備をされている業者さんで賑わっていました。


私たちの目的はM氏が江田島で唯一取っていないジオキャッシュ。

私もH氏も既に発見済みなので


M氏に辛辣な激励の言葉を投げかけます。

ジオキャッシュってこんな遊び方なのかという疑問は残りますが楽しいのが一番ですよね。

速攻で見つけるM氏。見つからない方が面白いのにw


西側のスポット、沖美ビーチへ。海を隔てて大竹の工場群や岩国あたりの発電所の鉄塔?が見えます。


ジオキャッシュは無事にGET。雲が出始めやや肌寒くなってきました。


最後の江田島ジオキャッシュは広島県最低峰、潮の満ち引きで試されるのに上手い具合に引いていて渡れるのがちょっと残念。


満潮のタイミングでブーツを海水に浸して「湿式も良いですね!」とか言いたかったかもしれない。


コンクリ製のチョコバーみたいな橋を渡り




最低峰へ登山。


追いかけてくるM氏とは何度もココへ来た記憶があります。


登頂成功。ジオキャッシュはH氏が難なく発見。


海がとにかく綺麗です。陽が当たればもっと良いですが。


満喫したので帰りはフェリーを使わずに自走ルートで。雲が多くなって風が冷たいので渋滞覚悟で海沿いの31号線ルートにしてみます。


クロスカブ110、燃料タンク容量が4.1L?と少ないのがネックでしたが江田島でメーターが点滅し始めたので給油。満タンまで入れたら4.2L入りました。ギリセーフ。


ふわっと野呂山に向かって昼過ぎには雨に打たれて帰宅するつもりがとても楽しい江田島ツーリングになりました。今日もめっちゃ笑ったよ。