先日、納車されたクロスカブ110。
走行距離1,000km目安の慣らし運転をいち早く終わらせたいが為に納車日の翌日にツーリングを計画していました。天気予報がここだけちょうど晴れだったのもあり平日ですが仕事を調整して決行!
ミニバイクバカで付き合いの古いM氏が心情を察したのか新車でのハプニングを期待しているのか同行してくれる事になりました。これはありがたや。
朝5時起きで準備してGO!
手を加えて無さすぎてツーリングには不便なので
ハンドルカバーは古い物を引っ張り出してきて、リアキャリアにはタンクバッグを流用して装備。
自宅車庫で朝早い時間から暖機運転しても純正マフラーの安心感。静かさが正義です。
7時集合のコンビニ着。平日で通勤ラッシュの為 いつもより時間がかかりましたがそれも新鮮な感覚です。
M氏とインカムを繋ぎ2台で東へ向かいます。ルートは慣れた海沿いの185号線を。途中、大芝島に立ち寄ります。
まだ雲が多いですが向かう方向は晴れの予感。
島の外周を走っていて気になった堤防の先端まで行き取り回しの確認をしてみるといつものミニバイクと変わりなし。
竹原の街並み保存地区、いつもは観光客でごった返しの印象で入り込んだ事がなかったのですが、この辺りに詳しいM氏の案内で初めての散策。
めっちゃ雰囲気良し。
カブってほんと馴染みますよね。
朝の時間帯に少し周っただけですが今度じっくり見てみたいと思える良い場所ですね。
そのままさらに東へ海岸線を進みいつものコンビニ。
小腹が空いたので須波まで来ましたがたこ焼きは10時くらいからと肩透かしを食らって
寒い時期にありがたいかけうどんとかけそばを注文。
シンプルなほど温かい汁が沁みます。
三原〜尾道〜福山と2号線や海沿いを休憩しながら適当に流して
お昼時になり中華料理でもと思ったお店が定休日だったので、どこかで記憶に留めてチェックしていたこちらの古民家レストラン、お初ですが偶然入れました。
趣のある入り口を開けると玄関に沢山の靴。
接客案内があるわけでもなく席に通されるわけでもなく。食卓に腰掛けたご婦人が見えたので間違えて親戚の集まりにお邪魔してしまったのか?と狼狽えますが此処が食事処で合っている様で奥へ。
応接間の厳かさ静けさと
縁側とストーブの暖かさ
女性店主一人で切り盛りされている様子で多少時間は要しますが、日替り定食を注文してしばらく経って配膳された瞬間からホッとする感じ。目で美味しい。これは美味しい。
まるで実家と錯覚する様な雰囲気はコーヒーを頂いても眠気に勝てない...
早朝からの寒さに耐えるツーリングの後に此処は天国ですね。気持ちも暖かくなった後、再度カブ散歩へ。
笠岡のモン・サン・ミシェル。
トンボロ現象はいつも行き当たりばったりなので運試し的に訪問しますがなかなか絶妙な満ち干き時間に遭遇しました。
渡れるか確かめるM氏。多分戻ってきてバイクなら余裕ですよ!とか言うはず。
寒いので渡りはしませんでした。
場所を戻ってベイファーム。菜の花の準備時期というのは分かっていましたが、こちらの景色の方が良い!
誰もいない広大な畑。
シーズンになるとゆっくりできませんからね。
しばらく休憩でM氏にもカブの試走してもらい魅力を布教。楽しそうに乗るんですよ彼。
私よりもサマになってるけど悔しくもないw
昼も過ぎてそろそろ帰り方向へ向かいます。
山間部の寒さと市街地の渋滞を出来るだけ避けるルートとなりいつもの海沿いへ。
鞆の浦。
晴天だと海と空と島が際立つ絶景。
映えスポットに何気なく立ち止まるいつもの光景ですがカブだとサイドスタンドかセンタースタンドでちょっと悩んだり。
路地裏の絶景。ミニバイクの利点ですね。
カメラマンならではの苦労、悩みもあるでしょうけどイキイキしてます。
鞆〜沼隈〜常石を走り向島まで渡船ルートを選びます。
日が差し込む最高の時間帯にまたもや気になった堤防へUターン。
突端まで。
心が洗われるわ。
渡船に乗り込み向島 歌港へ。
向島から橋を渡り尾道〜三原〜竹原へ海沿いを走ります。
ふと南側、瀬戸内海を挟んで四国の山が見え
いつもは雲に隠れている四国山脈の姿が見えます。奥の高い山は石鎚じゃないですかね?
的場海岸、良い所ですね。
呉市へ入り渋滞した平日の主要道から海岸線へ逸れると向かう先が染まり始めて目を奪われました。
マジックアワー。
このルートをこの時間に通って偶々見られた景色。
無事 広島市内へ戻り総走行距離は400kmを超えました。
前日給油してクロスカブ初の燃費計測は
走行距離250kmのあたりで残量目盛りが点滅。
タンク容量4.1Lらしいので300kmいけるかな?と思っていましたが実際は