いつの間にか師走に入り最近めっきり寒くなった様ですね。

とは言っても普段ほぼ外に出てないので

「へ〜最低気温一桁かぁ」

くらいにしか感じられません。

そろそろ北方面は走り納めだろうと時間がとれそうな週末にいつものミニバイクバカメンバーをツーリングにお誘いしてみました。


グロム&ハンターカブ乗りH氏が参加との事で行き先の希望をお聞きしたところ、

「ソロで竹原・忠海方面の白滝山へ行くつもりでした」と何とも楽しそうな返信がありました。当日の広島市内の最低気温予報が3℃で北方面は凍結の可能性があるかもとの助言であっさり行き先は決定!

白滝山・黒滝山って聞いた事はあるけど行くのは初です。楽しみ。


前日、すっかり季節が変わってるので防寒装備をチェックします。

グリップヒーターとハンドルカバーが必要な気温なので車庫で作業。ハンドルこたつの完成。

見た目はバイク乗りとしての葛藤がありますがこれを繰り返して語れる何かがあるんだ、いいんだ。



翌朝、楽しくて3時起床。

この感覚はいつもの感じ。走行ルートは幾つか思い浮かびますが最短の2号線を通った時の気温チェック!しておくまでもなくここはマイナス気温。


少し遅めに設定した7時に広島市内のコンビニへ集合。

所用がキャンセルになり急遽参戦のミニバイクバカメンバーA氏がスーパーカブで、H氏はハンターカブで到着済みでした。早いし速い。


インカムを繋ぎ山越えは寒いので3台で海沿いをのんびりと東へ向かいます。2週間前に雨の中走ったけど本日は快晴の予感。


距離こそ延びますが広島〜呉〜広を抜けて朝日で目眩しされながら走る185号線、鼻腔をくすぐる磯の香りも心が躍ります。


WC休憩で寄ったコンビニでH氏ハンターカブのエンジン警告灯が点きっぱなしのトラブルがありました。

無知な私はさておき、このメンバーならなんとかなりそうという安心感がすごい。


走行に問題なさそうなのでそのまま東へ進み途中で32号線を北へ向かいます。



本日の目的の一つは安芸津の市川海産物商さんのタコ天。



夏の終わり、H氏ととびしま海道ツーリング帰りに立ち寄った道路脇の目を惹く露店の天ぷらの旨さとオヤジさんのキャラでまた来たいと思った場所へ




再訪!

朝早くからもう美味しそうな揚げ物の香りが食欲を刺激しかしません。

揚げ上がりを待つメンバーは祭りで100円玉を握りしめて待つ子供のそれ。りんご飴かタコ天かの違いでしかない。


黙々と...ではなく揚げながらも饒舌なオヤジさんの勇姿を撮らせてもらいました。

揚げたての旨いヤツ。

お決まり?の試食もいただきます。

アッツーいけど旨いんだこれが。オヤジさん談で200℃も納得の旨さ。

開店間もない時間だったので揚げた物から順次、並んでいきます。


名物のタコ飯もお目当ての一つでしたがこちらはおかあさんの担当で炊くのに時間がかかるので今回は断念。事前に電話予約するのが確実です。また来ますね!



ブツをゲットしたので意気揚々と竹原を抜け白滝山へ向かいます。


山頂へのルートは人の手が入っていて落ち葉がないのがありがたいです。


駐車場にバイクを停めてこれから軽く登山というタイミングで「お腹空きません?タコ天 ちょっと食べて行きませんか?」と私がうっかり言ってしまって食欲に火がついたメンバー達。H氏は「ここ水平にした方が食べ易いですね」とハンターカブのセンタースタンドを立てリアボックスがテーブルへ早替わり。仕事出来すぎでしょ...神は此処に居られたのですね。

とりあえずで始まってしまった食事会。コレはいけない...ホタテフライを摘んだのですが旨すぎる。

このままここで食事にするか展望台まで我慢するか些細な小競り合いで笑い合います、このメンバー楽しい。


皆、自我を取り戻し食材(贖罪?)を背負い山頂へ向かいます。

700mのハイキング。


外へ出て歩くのも久しぶりの軟弱体質にはこたえる...でも清々しい空気と傾斜のキツさが楽しい。


山頂手前のお寺から迫り出した山の中腹の先端に東屋のある展望台が見えそこで食事する事に。


向かう途中で既に絶景を目にして皆 笑顔。


足取りも軽くなります。


到着早々に映えポーズで記念撮影!

している訳ではなくジオキャッシングメンバー特有の設置場所談義が始まりました。知る人ぞ知る絶景、未だ見ぬ後続に伝えたい気持ちが伝わります。


瀬戸内海を照らすお日様がありがたい季節。海を挟んで見える右が大三島という事は左が生口島か。奥には四国も。


とびしま海道方面の瀬戸内海の多島美、美しい。


食事タイムですが買った揚げ物の量と自身の食の細さを考え持参したラーメンはやめておきH氏からあっさりスープを頂きました。


購入したのはタコ天、鶏唐揚げ、ホタテフライ。全部旨い。仲間と山でという補正を加味してもしなくても旨い。食べ応えありすぎで感無量。大満足。


中腹からの分岐で下ってきましたが振り返ると山頂まであと少しでさらなる絶景が待っています。


山頂へ向かうお寺の脇を登ると磨崖仏がありました。九州の国東半島でしか記憶がないですがこんなに身近な場所にもあったんですね。






山頂へ到着。因島にもあったな。


標高は思ったほど高くありませんが想像以上の絶景が広がります。


西の竹原の山々の紅葉に目を奪われ


南はしまなみ海道の大三島と輝く水面。


東側は三原の竜王ライン、筆影山も。


満たされて昼過ぎには帰路へつきます。冗談かつ定番の決まり文句で「お昼ご飯はまだですか?」と言ってしまった手前、竹原市にあるスポットへ。


昼過ぎからは所用で在宅しなければとの事で急遽A氏邸でティータイム。お邪魔でしかないですがお邪魔致します。


15:00 帰宅。

健全な時間と走行距離ですね。


お誘いしたのにH氏のツーリングプランに乗りっ放しでしたが広島から近場といえる場所に絶景が広がって天候と仲間に恵まれた良いツーリングでした。ありがとうございます♪


反省点はインカム通話の内容が終日食べ物の話題だったけど笑いまくったのでヨシッ!