082貿易を科学する:氷山の一角:物理的差_60. | tntのブログ

tntのブログ

ブログの説明を入力します。

82.貿易を科学する
最速で貿易事業の達人になる秘訣 -66-
「差」で稼ぐ貿易の法則」 -60- 【副業から起業編】


(前章までの内容)
この章では、「差」で稼ぐための貿易の
法則を実践的な例を交えながら解説して
います。


(本章では)
今回も、ミクロの世界の原子の仕組みを
参考に、商品の「差」の本質を明らかに
して、さまざまな提案を致します。


【貿易市場の見方】
前回より、「氷山」を仮想の貿易市場と
見ることを提案しています。


今、すでに見えている顕在市場より、
まだ、見えていない潜在市場を探すこと
を提案してきました。


しかし、このように見えていない市場を
探すのは簡単ではありません。


前章でも、「強い力」をヒントにすべく
バックナンバーのリストも再掲載の上、
提案を続けました。


【弱い力をヒントにする】①


今回は「弱い力」をヒントにした提案
に挑戦します。


まず、今までこの「弱い力」に関連
することは全く取り上げていません。
従って、この力については、一から
解説させていただきます。


この力は、
"陽子や中性子が崩壊していくための
"
相互作用(弱い核力)があり、

放射能を出す力の一つで
ウィークボソンという粒子が関係し、
質量、電荷、弱荷(弱さを感じる能力)
がある、などと解説されています。
(色荷は無い)


中性子のベータ崩壊を引き起こす力でも
あり、その結果、この中性子は陽子に
なります。


自然界にある「四つの力」の中で、
一般には、もっともなじみの薄い、
説明しにくい力です。
このため、今までは全く取り上げて
いませんでした。


ここでは、あくまでもミクロの世界から
貿易事業のヒントを得ることが目的の
ため、この力の詳細は解説しません。
その概要だけを、以下、ご紹介します。


知っていただきポイントは、下記の二つ
です。


①この弱い力によって、中性子が陽子に
替わることができる。
(そして電子と反ニュートリノを放出)


②電荷がマイナス1のWボソンが
媒介することで、この現象が起こる。
(Wボソンにはプラスの電荷のものと、
Zボソンという電荷のないものもある)


まず、中性子が陽子に替わることは
特別な条件下以外では起こりません。
原子核内は、陽子と中性子と中間子
があることで、非常に安定しているから
です。それは、強い力によるものです。


しかし、Wボソンのような粒子が媒介
することで、そのような現象が起きます。
このWボソンが媒介できる場を
ウイークボソン場と呼びます。


このような場にあるときは、このWボソン
という粒子が媒介され、中性子が
陽子に替わるのだと解釈して下さい。


そして、ここからは、筆者独自の超拡大
解釈の世界に入ります。


氷山の海面の根元部分から下の部分
がこのWボソン場との解釈です。
即ち、海面ぎりぎりの場のみが
中性子が陽子に替わる場となる
ということです。


そして、海面下で出番を待っていた脇役
は、この場で陽子に替わることで主役に
抜擢されます。


氷山の表面は、顕在市場です。
氷山の中身と海面下は、外には見えない
潜在市場です。
その中身は、強い力で守られています。


そして、その海面下ぎりぎりのところに
この弱い力を発揮する場があり、
そこを通過しない限り、主役になること
はありません。


このボソン場では、プラスとマイナスの
Wボソンと電荷ゼロのZボソンの3種類
ありますが、中性子から陽子になるとき
に媒介するのは、マイナスのWボソンが
媒介するときのみです。


そこが、ヒントです。


以下、次章に続く。