1001年長保3年から
ネタバレ注意です
☆ききょうがまひろに定子のことを書いた枕草子を見せて感想を求めました。
まひろは、定子の光の部分だけではなく影の部分も見せると物語が深くなると言いますが、ききょうは定子がきらびやかで生き生きしていた後宮の様子だけを後世に残したいと思っているようでした。
そして、権力争いの為に定子をいじめて弱らせた道長は恐ろしい人であると言います。
まひろは考え込みました。道長にも自分の知らない影の部分があると思ったのかも?
☆定子が亡くなったのはいじめていた道長のせいだと、伊周は人型を使って、道長を呪詛しています。
☆宣孝はまひろと賢子と仲良く子育てをしていましたが、山城の国府の仕事で出かけたまま帰らなくなり、嫡妻からの使いで4月25日に急病で亡くなったと告げられ悲しみました。
☆百舌彦が道長の伝言を伝えに来ました。越前国司を解任された為時と、宣孝を亡くしたまひろの生活を心配して、為時に自分の息子の漢籍の指南役として働くよう勧めてくれましたが、為時はまひろに気を使って断ります。まひろはそんなことを言っている場合じゃない、生活の糧を得なければとこの話を受けることを勧めました。
☆詮子は一条天皇に彰子の所へ来てもらうために、亡くなった定子の子、篤康親王を彰子に養育させてと道長に頼み、一条天皇の承諾を得ました。
そのあと40歳のお祝いの席で体調不良になりました。
詮子は道長に「伊周を元の位に戻して、帝と篤康親王の為に伊周の怨念をおさめたい」と言って亡くなりました。
伊周は元の位に戻り、一条天皇に謁見できるようになり定子の事が書かれているききょうの枕草子を天皇に渡しました。
これが道長をおびやかす本になります。
☆まひろは物語を書き始めました。
庭の紫式部の花です。
いつも、紫色の実はよく見ますが、今まで花は見過ごしていました
可愛い花だったんですね~!