大東市で。 | TNRアシストのブログ

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猫ボランティアさんからの依頼で手作りの仕掛けで捕獲のアシストをしています。

10月28日、大東市に行って来ました。

依頼者は、「城東区で」のSさんです。

今回は、4匹の猫さんのTNRをする予定です。

ターゲットの4匹は、何度も出産している灰白猫、娘のサビ猫、サビ猫の後に産まれたキジ猫2匹です。

後に産まれたキジ猫たちは、2匹とも親離れしているため、親とは少し離れたエリアで暮らしています。

今回の現場は、団地です。

ターゲット以外にも猫さんたちが居るのですが、この4匹以外はTNRが完了しています。
4匹の猫さんたちは、捕獲器を学習しているそうです。

Sさんとは、本日、18時に現場でドッキング予定です。

私は、いつものように早めに到着し、現場周辺をチェックしました。

その時、どこかで猫の鳴き声がしました。

声が聞こえた方角に行って見ると、小柄なキジ猫が2匹居ました。

おそらく、今回のターゲットでしょう。

私は、早速、仕掛Aを用意しました。

まず、キジ猫Aの捕獲が完了しました。

しかし、キジ猫Bは警戒しています。

仕掛けを代えようとした時、Sさんが到着されました。

そのままSさんに母猫と娘のサビ猫が居るエリアに案内していただきました。

1匹ずつ他の猫に見つからないように捕獲する作戦です。

まず、娘のサビ猫に見つからないよう、仕掛Bで母猫の捕獲を完了しました。

サビ猫は、最後に捕獲することにしました。

その後、先ほどのキジ猫Bの方に戻りました。

キジ猫Bは、人の姿を見るとサッと車の下に隠れました。

私は、仕掛けBを設置し、離れた場所から様子を見ました。

しかし、キジ猫Bは、仕掛内のご飯に気付きません。

しばらくして、キジ猫Bは、仕掛けの方に近付きましたが、人が通るとすぐに車の下に隠れてしまいます。

そういう動作を何度か繰り返し、キジ猫Bは、やっと仕掛けの方まで寄って来ました。

そして、仕掛内にご飯があることに気が付いたようで、徐々に仕掛けの奥に入って行きました。

ロックしました。

残りは、サビ猫だけになりました。

私は、仕掛Dを設置しました。

サビ猫は、仕掛けからかなり離れたところに居ました。

Sさんにお願いして、仕掛けの中にご飯を入れていただきました。

サビ猫は一直線に仕掛けの方にやって来て、ご飯を食べ出しました。

ロックしました。

現場には、Sさん以外の餌やりさんがお二人いらっしゃいました。

みなさん、とても喜んで下さいました。

驚くことにSさんは、城東区からバスと電車を乗り継ぎ、1日おきにこの場所に通われ、猫さんたちに給餌されています。

なぜ?不思議。

実は、Sさんは、以前はこちらにお住まいだったのです。

こちらの現場の餌やりさんがご高齢のため、給餌が大変だと感じられたそうです。

なかなか実行できることではありません。

頭が下がります。

そして、捕獲が完了した4匹の猫さんたちをそのまま病院に搬送し、終了しました。

母猫
後で産まれたキジ

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