10月27日、大阪市中央区に行って来ました。
少し前に「東淀川区で。」の依頼者Sさんから電話があり、お知り合いの方を紹介されました。
SさんとSさんのお友達とは、本日、15時に現場で合流しました。
早速、猫のご飯場に案内していただいたところ、耳カットありの黒猫の姿がありました。
さらに、50㍍ほど先にも黒猫が居ました。
こちらにも耳カットがしてありました。
今回のターゲットは、耳カットなしの黒猫です。
周囲を見渡したところ、大きなコインパーキングのフェンスの中に目的の耳カットなしの黒猫の姿を見つけました。
私の待機場所からは、黒猫の上半身だけが見えます。
そこで、オヤツで誘導しようと黒猫の全身が見える距離まで近づきました。
ところが・・・
あれっ (;´゚д゚`)
なんと!黒猫は、生後1ヶ月半ほどの子猫に授乳の真っ最中でした。
依頼者さんもSさんもとても驚かれていました。
今、母猫をTNRのために捕獲すれば、おっぱいを飲めなくなった赤ちゃん猫は、命の危険にさらされます。
黒母猫と赤ちゃん猫を引き離すわけにはいきません。
そこで、黒母猫の捕獲をしばらく延期することにしました。
そうこうしている間に黒母猫は、ご飯場の方に向かってやって来ました。
と思ったら、そのまま排水口の中に入ってしまいました。
しかも、赤ちゃん猫を置きざりにして!
なんと薄情な( ; ゚Д゚)
先日、西区で捕獲した母猫は子猫を先に逃がしてまで、危険を承知で私に近寄り、威嚇してきたのに。
猫それぞれ性格があるのですね。
今回の黒母猫は、私たちに気付き、こわくなって一人だけで逃げてしまったようです。
黒母猫があんなに臆病だったなんて、驚きました。
仕方がないので、このまま赤ちゃん猫の保護をすることになりました。
赤ちゃん猫は、植え込みの中に入りました。
捕獲の方法をあれこれ思案しましたが、最終的にSさんが手づかみで保護しました。
Sさんと一緒に赤ちゃん猫を動物病院へ搬送し、終了しました。
これから寒くなるため、抵抗力の少ない赤ちゃん猫は、あらゆる危険から救われました。
そして、Sさんがよい里親さんを見つけて下さるでしょう。
私は、そのまま次の依頼者Hさんのお宅がある東大阪市へ向かいました。
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