依頼者Sさんは、「茶白子猫の保護」で初回の依頼を受けました。
Sさんは、三毛猫の捕獲をがんばっていらっしゃいましたが、どうしても捕獲が出来ないと言うことです。
猫ご飯の時間は、18時頃です。
私は、16時40分に現場へ到着しました。
早速、Sさんにご飯場へ案内していただき、仕掛けを設置しました。
18時になりました。
ところが、猫ご飯の時間を過ぎても誰もこの場所にやって来ません。
しばらく待機しましたが、猫たちは姿を見せません。
どうしたものかと思案していたところ、Sさんが「実は、ここから50㍍ほど離れた場所にもご飯場があります。」とおっしゃいました。
Sさんにそちらの様子を見に行っていただいたところ、やはりターゲットの三毛猫が居ました。
しかし、私は、このまま移動せずにご飯場1で待機しました。
今から突然、私がご飯場2に行ったところで、三毛猫は逃げるだけでしょう。
三毛猫は、このままご飯場2で待ち続けたとしてもご飯がなければ、必ずご飯場1にやって来るはずです。
自分の勘を信じて、私は、ひたすら待ちました。
時計は、19時を指しました。
そして、ふと・・・
わずかな気配ですが、少し離れた植え込みの中で猫のシルエットが。。
確認したところ、中に居るのは、どうもSさんから伺っていた特徴のある三毛猫のようです。
お皿を植え込みの中に置いてあるため、三毛猫は安心してご飯を食べ出しました。
ロックしました。
改めて確認したところ、やはりターゲットの三毛猫でした。
その後、動物病院に搬送して終了しました。
2件目は、深夜の出動でした。
以前、9匹のTNRと1匹の保護をした公園です。
依頼者Oさんからは、黒猫のTNRと月齢3ヶ月ほどの茶白猫の保護、さらにその公園から200㍍ほど離れた場所にご飯をもらいに現れるボス猫らしき茶猫のTNRの依頼をいただきました。
まず、公園の黒猫からです。
公園には、相変わらず、ワラワラと猫が集まって来ていました。
Oさんの努力の甲斐あって、どの子も耳カットありでしたが、一匹だけ耳カットのない黒猫が居ました。
黒猫は、運良くすぐ、最初に仕掛けに入ってくれました。
ロックしました。
保護予定の茶白子猫は、餌やりさん宅の敷地の中に居ました。
ご飯を少し置き、様子を見ていると、茶白子猫がひよっこり出て来ました。
兄弟らしき小さな三毛猫も一緒に居ました。
捕獲器を設置しました。
最初に小さな三毛猫が仕掛けに入りました。
中でご飯を食べて、満足して出て行きました。
この子もいずれTNRですね。
次にターゲットの茶白子猫が仕掛けに入りました。
すぐにロックしました。
その後、私は、ボス猫らしき茶猫の居る方向へ移動しました。
20~30分が過ぎた頃、茶猫が現れました。
実は、この猫は前から知っていました。
何度も私の仕掛けに入っていたからです。
前回は、他の猫が優先だったため、この子は後回しにしていました。
今回、すぐに捕獲が出来ると思っていたのですが、様子がおかしいのです。
ずっと呑気な猫だったのですが、別猫のように警戒がひどくなっていました。
その時、依頼者Oさんから「後、10分程で現場に到着します。」と連絡がありました。
この茶猫に対しては、無理をせず、Oさんたちを待ちました。
そして、Oさんに協力をしていただき、茶猫の捕獲が完了しました。
その後、3匹の猫さんたちを病院に搬送しました。
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