9月22日、東大阪市の公園猫の保護が無事に終了し、帰路に向かった私の携帯が鳴りました。
急遽、北区に進路を変更しました。
依頼者Kさんは、人が入れないほど狭い路地に居る白黒猫の保護を希望されています。
下見が必要なため、現場で待ち合わせをしました。
建物の両方に路地があり、右側には仕掛けが設置できそうですが、左側はさらに狭い幅のため、仕掛けの設置は難しい状況です。
ターゲットの猫は、左側の路地の奥に居るそうです。
周囲の店舗に猫が嫌いな人がいて、白黒猫を見ると石を投げるらしく、Kさんはとても心を痛めておられました。
そして、その子を家猫にする決意をされました。
猫のご飯は、この建物にお住まいのある方が、路地から出てきた猫に物陰でそっとあげているとのことです。
Kさんには、餌やりさんに毎日の給餌時間を確認していただくことと、白黒猫の捕獲日にはご飯をあげないように餌やりさんにをお伝えしていただくお願いをしました。
Kさんとお別れし、帰路につきました。
ところがすぐにKさんから、「今、白黒猫が路地に居ます。」という着信がありました。
私は、再度、現場へターンしました。
白黒猫は、青空駐車場のフェンス越しの路地にいました。
私は急いで、路地の入口辺りに仕掛けを設置しました。
オヤツを置いた後、20㍍ほど離れて様子を見ました。
白黒猫は、こちらを見ています。
しかし、オヤツの方に行きません。
このオヤツに興味がないかもしれないため、別のオヤツに変え、再度、離れました。
白黒猫は、こちらにやって来てオヤツを食べましたが、仕掛けの方向にはやって来ません。
さらに別のオヤツに変え、待機しました。
しばらくすると白黒猫は、仕掛けに入りましたが、いつでも逃げれる体勢でオヤツ食べ、すぐに出ていきました。
白黒猫のお気に入りのオヤツが確認できたため、さらに仕掛けの奥にこのオヤツを多目に入れました。
私の読み通り、白黒猫はすぐに戻って来て、仕掛けの一番奥に入りました。
ロックしました。
なにぶん急なことで、依頼者Kさんはキャリーの用意ができなかったため、私が自宅までお届けすることになりました。
後片付けを済ませた後、Kさんとの待ち合わせ場所に到着しました。
Kさんに私のことを紹介された「大阪ねこの会」のTさんも合流されていました。
23日に福島区の病院に搬送し、終了しました。
白黒猫ちゃん、これからKさんと一緒に安心して暮らせることになって、よかったね。
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