狭山市とリリース | TNRアシストのブログ

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猫ボランティアさんからの依頼で手作りの仕掛けで捕獲のアシストをしています。

9月16日、狭山市へ行ってきました。


依頼者Fさんとは、7月に開催されたキャットソシオンさんのセミナーで初めてお会いしました。

その際、フリータイムに相談を受けました。

Fさんは、娘さんと一緒に狭山市のある公園に居る約20匹の猫さんのTNRを思案されていました。

私は、可能な限り他の猫に学習されないよう捕獲をするアドバイスをしました。

また、「学習してしまってどうしても捕まらない猫が居た時は、依頼があれば狭山市に行きます。」とお伝えしていました。

その後、Fさんたちは、8月中に15匹のTNRを完了されました。

大変な熱意と努力の賜物だとお察しいたします。

その結果、TNRの残りは5匹になりました。

しかし、その中の黒猫が捕獲器を学習していまい、Fさんたちでは捕獲困難となったため、私に依頼がありました。


猫ご飯の時間は、18時頃です。

私は、いつもと同様に早目の15時半に現場へ到着しました。

そして、Fさんたちと合流し、猫さんたちの餌場に案内していただきました。

餌場に猫たちの姿がない間に、仕掛けのセッティングを済ませました。

これで、猫たちが餌場に集まって来るのを待つだけです。


しばらくして、まず最初にこのエリアのボス猫がやって来ました。

ボス猫は、躊躇なくご飯の無い仕掛けに入りました。

次第に猫たちが集まり出し、仕掛けの中に出たり入ったりしています。

ターゲットの黒猫は、いつも一番最後にやって来て、他の猫たちが「ごちそうさま。」をした後に、やっと一人で食べ始めるそうです。

18時になり、ターゲットの黒猫が現れました。

私はFさんにお願いし、仕掛内にご飯を入れていただきました。

黒猫以外の猫たちは、固まってご飯を食べています。

ふと黒猫の方に目をやると、ベンチ下に誰かか置いていったカリカリを見つけ、食べているようです。

すぐに、Fさんにカリカリを撤収していただきました。

黒猫はその場から離れて、みんながいる方にやって来ました。

意外にもスルスルと仕掛けに入り、ご飯を食べ始めました。

すぐにロックしました。

そして、Fさんが持参されたキャリーに入れ替え、終了しました。


Fさんからは、「感動しました!」と大変喜んでいただきました。

私もお役に立てて嬉しいです。

Fさんたちは、捕獲の初心者だとおっしゃっていました。

しかし、わずか1ヶ月間で15匹の猫のTNRを完了され、どうしても捕獲出来ない猫が1匹だけとはたいしたものです。

この公園にいる猫たち20匹のうち15匹のTNRが終了しましたが、まだ黒猫の子供が何匹か残っているそうです。

彼らの月齢が若すぎて、手術をするにはまだ早いため、時期が来たら捕獲する予定です。

そして、Fさんたちは、すでにそのための下準備を始めているそうです。

その方法は、なるほどと唸らせられるものでした。


狭山市での依頼の後、東大阪市の「ガレージに来る猫」のリリースのため、この足で手術が済んだ猫たちを病院へお迎えに行き、Hさんにお届けしました。

妊娠はしていませんでした(^o^)


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