まちづくりデザインを考えるとき、私の場合は五感を意識して、その地域独自の商品やサービスを創り出すことを心がけています。その場合、様々な角度からその地域の資源を探すことから始めます。どの地域に行っても、共通する課題はたくさんあるのですが、必ずその地域ならではの魅力あるまちづくりの種はあるものです。その種をいかして、新商品を創りだすのですが、大切なのは創り出す過程だと考えています。この過程を、地域の住民や企業等に見える形で進めていくことで、いつの間にか自分のまちの魅力を知り、学び、気づくことになります。もうひとつ私が大切にしていることは、その地域を支えている地域に根差した企業(中小・小規模事業者)にもスポットをあてます。まちづくりにおいては、地元の商店会を含め地域に根差した企業の役割が大きいと思っています。今のように、地域経済が厳しい状況の中ではありますが、まちづくりを推進するためには持続可能な資金づくりも大切です。まちづくりの課題をビジネスの手法で解決しようという考え方のコミュニティビジネスは、地域に根差している商売人だからこそできる技がここにあると思うからです。このように、地域の資源を発掘し、地域に根差した企業の技をいかした商品開発は、必ず地域を活性化させると信じています!
地域の魅力を考えるときに、”食と農”は今後特に重要になってくるでしょう。日本全国で考えてみても耕作放棄地の増加・高齢化・生産者の後継者不足・自給率の低下などなど・・・様々な問題を農村はかかえています。まちづくりを考える上では、地元に豊かな自然や農地があり、安心で安全なおいしい農産物があることは何よりも贅沢で幸せな要件だと思うのですが・・・・。私の暮らす地域でも生産者の高齢化が進み、耕作放棄地が年々急速に増えてきていて、今まで地域を支えていた集落も崩壊寸前の状況です。この問題は、個別の生産者の家庭の問題でもありますが、今こそ、まちづくりの視点で解決するべき問題であると私は考えています。このことは、農村周辺の住民・企業・行政の連携をコーディネートして新たな地域独自の食と農の価値観を創造することにあると思います。農村(農業)には、その地域ならではの風土をいかした特徴ある農産物があり、生産者の蓄積された技があります。今、環境的にも注目されている生物多様性の問題もあります。また、その土地にいきづく歴史・文化があり守っていかなければなりません。それらの大切な地域独自の資源は、新たな地域独自のコミュニティビジネスの種となる可能性も大いにあると感じています。農村周辺の住民が、学び気づくことが第一歩かもしれません。今後も、農をいかしたまちづくりについて考えてみたいと思います。
まちづくりデザインにおいてイベントは効果的なコミュニケーション手法と書きましたが、イベントの告知も含めたクロスメディアによる情報発信をすることは更に重要なことだと感じています。前回書きましたハロウィンのイベント事例をもとに考えてみたいと思います。毎年恒例のイベントですとその年のコンセプトや新しい仕掛けがあると思います。まずは、その内容をうまく打ち出して各メディアへのプレスリリースが大切です。そして、紙媒体やWEBを活用して事前の告知や参加者募集等の情報発信を行います。参加型のイベントの場合は、詳しい募集要項や申込対応までをWEBで出来れば効率が良いですよね。私が手がけているハロウィンイベントの場合は、オリジナルのテーマソングがあり、その歌に合わせたオリジナルの振り付けもあるため、ハロウィンパレードに参加される方には事前に歌とダンスをチェックして頂くように情報発信しています。そのため、参加者はWEBでテーマソングを聞き映像をみながら家族で振り付けを練習して本番をむかえるというわけです。このように、事前告知からダンスの振り付けまでをWEBを核としたクロスメディアで展開することにより、参加者との双方向のコミュニケーションが図れるとともに、イベントの告知効果もさらに図れることになります。映像の活用も含めますます便利になってきたWEBの有効活用がポイントですね!