ホークが何をやってもイマイチです
キャブの油面をマニュアル値どおりにすると、暖気後、発進時に高確率でエンスト。また、6千回転ぐらいで頭打ち。プラグは真っ黒。メインジェット(プライマリ・セカンダリ)交換、パイロットスクリューを締め込んでも症状は変わらず(パイロットジェットは圧入式のため交換不可)。
油面をを下げると発進時のエンストは無くなりますが、5千回転くらいで頭打ち…プラグの色は適正よりちょっと白め。
ここまでに約20通りのセッティングを試しましたが、改善の兆しは見えず…
「1.良い圧縮2.良い火花3.良い混合気」の原点に立ち戻って考えてみます。
1.良い圧縮
腰上をバラしたときに、シリンダー内径、ピストン外径が適正知内であることを確認していますし、ピストンリングはホンダ純正品の新品に交換してピストンリングのクリアランスは、シリンダー間、レール間とも適正であることを確認しています。
シリンダーヘッドも、バルブシートの破損が認められたため、中古良品に交換して、シートカット、擦り合わせをしています。バルブスプリングも良品に交換し、タペットクリアランスも適正。両シリンダ―とも12kg/cm2ぐらいあります。
よって、「1.良い圧縮」は確保されていると判断します。
2.良い火花
判断が難しいところですが、間違いなく火花は飛んでいますし、旧車によくある「温まると不調」ということも無いのです。イグニッションコイルの抵抗値はマニュアルには示されていません。
なので、イグナイターの抵抗値を測ります。
マニュアルには詳しい抵抗値は示されていません。「小、中、大、無限」くらいの大雑把なテストでよいのでしょう(多分…)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240616/18/tnkmtk23925/99/4b/j/o1080081015452277434.jpg?caw=800)
ただ、気になる点としては、簡易スパークテスターでのチェックだと、「スモールエンジン」のクリアランスでもスパークしません。
3.良い混合気
これを疑って20通り以上のセッティングを試しました。同調もバッチリですし、バタフライシールも交換。スロットルを戻したときの回転の戻りも早いです。バキュームピストンの上がり下がりもスムーズ。これ以上やることがありません…
ということで、「2.良い火花」を疑うこととします。
(続く)
銚子へ!
何年かぶりに、一人ではないツーリングに行きました。
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元祖?今川焼。熱々のあんこがたまらん
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