ハーレー点火タイミング変更 | 多趣味貧乏バイカーのブログ

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  問題の切り分け

パイロットジェットを2段階落として多少調子が良くなったのですが、ニードル域より開度の小さい全域で、何となくトルク不足を感じます。


#52のときの不調は、特定のスロットル開度の1400〜1700rpmぐらいで感じるので、点火タイミングも疑います…キャブを清掃した直後に不調になったため、本来点火タイミングはこの不調とは無関係と考えるべきです。しかし、同じ回転速度ときに不調を感じ、更に丁度この回転域の点火タイミングを早くするカスタムをしているので、これを概ね標準の仕様に戻して様子を見ます。


  文明の利器

点火モジュールはDyna2000iを使っています。



0度合わせが出来れば、点火タイミング調整はとても簡単です。これをインストールするまでは、タイマープレートを回す度にタイミングライトで確認していました。

このハーレーの点火タイミングは、アクリルプラグを通してポンチマークを見るので、とても見にくいんです…おまけにタイマープレートとは逆側のクランクケースから見るので、一人での作業では確認しながら調整をすることができません。さらにさらに、マニュアル通りに合わせるのには、2000rpmまで回さなければならず、うるさすぎて住宅街ではそんなことできません爆笑


Dyna2000iの点火タイミング変更は、パソコンを使って数十秒で完了しますハイハイ

↑wotは、wide open throttle の略です。VOESがOFFのときの点火カーブです。今回は写真とは別のカーブを使います。ちなみに、モジュールの0°点をクランクの-2°に設定しています。

  まずまず…

不調は解消されましたが、キャブを分解清掃した直後の不調を、点火タイミングの変更で解決というのはなんとも釈然としません不安エンジンも疑いましたが、圧縮もちゃんとあって、気筒間の差も無いのです…


しかしまあ、とりあえずこれで乗ります。早くホークも走らせたいですしニコニコ