旧車ならではの検査対策 | 多趣味貧乏バイカーのブログ

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  旧き良き

バイクでも四輪車でも、車検で落ちる原因ぶっちぎりの第一位はヘッドライトということで異論は無いと思います。20年くらい前は、当日中は何度検査コースにのせても追加料金は発生しませんでしたが、今は三振したら追加の検査料が発生します。よって、検査に際してヘッドライトは万全の対策を講じます。お金無いですから…ピエロ


  旧車あるある

ヘッドライトは、色、光軸、明るさ、カットラインなどを検査されます。振動で光軸がズレたりすることはどんなバイクにでも起こり得ます。しかし、旧車の場合はこれに加えて、明るさが足りなくて検査に合格しないということがしばしば起こります。発電や充電の機能低下、メインハーネスの劣化、リフレクター、レンズの汚れなど、ライトの明るさを低下させる要因が旧車には多く存在します。これら全てを対策するのには、お金も時間もかかりすぎます。よって、ここはカスタムしてしまうのが近道です口笛


  オーパーツ

ホークが製造されていた時代には無かった便利な道具が、今の時代にはあります。


私は、ライトケースが小さくて物理的に装着が不可能である場合を除き、バイクにはHIDをつけています。車検で光量不足により不合格になる可能性をほぼゼロにすることができますし、夜間走行での安全性を高めてくれるからです歩く

  なぜ今HID?

今の時代、ハロゲンバルブのアップデートにはほとんどの場合LEDが使われるでしょう。LEDでも車検では十分な光量が得られますし、それぞれ廉価な物を選べばHIDと価格の差もほとんどありません。何よりHIDと比べて省スペースであり、バイクで採用するメリットは多いです指差しただ、私が使ったことのあるLEDで、ウインカー点灯時に全くチラつかなかった物はありません悲しいHIDは点灯時に大量の電気を必要としますが、点灯後はたとえ電圧が12Vを下回ろうとも同じ明るさを保ち、ウインカー点灯時にもチラつくことはありません。きっと、LEDも純正で採用されているような高性能なものは大丈夫なんでしょうけど¥


  とにかく場所をとる…

HIDを採用することのデメリットは何と言ってもこれです…バーナー、イグナイター、バラスト、リレー……それぞれがなかなかの存在感です龍シート下に収めたいのですが、高電圧を扱うものなので、加工はしたくありません。ごちゃごちゃしてカッコ悪いですが、タンク下に収めます。

上差し養生テープでとめてタンクを載せ、干渉しない位置を探します。位置が決まったら結束バンド等を使って確実に固定します。なお、リレーが大きいのは二灯式の物を使っているからです。以前、フリマサイトで二灯式のリレーが大量に叩き売られていたのを買い叩いてストックしていますバイキンくん

駆け出しの頃

まだ学生だった頃、ヘッドライトの検査を同日中に10回以上受けたことがあります。あの頃は今よりも時間がありましたし、追加の検査料もかからなかったのであんなことができました。しかし、検査をする側からすれば大きな負担ですし、混雑を招き、他の受検者にとっても迷惑だったに違いありません。今は、一発で合格できるようキチンと整備してからコースに乗せています。当時ご迷惑をおかけした皆様、申し訳ございません悲しい