人間の身体の60%以上が水分だと言う。
その水は、ある時は恵の水
ある時は人の生活を脅かし悪者扱いされてしまう。
先日の台風、大雨の影響で雨漏り修理に数件回った
雨漏りするとそれはそれはもう、水がニクイ!
私たち板金の仕事は、
今まで、水との闘い!!と思ってきた。
それと同時に水は正直モノって人の受売りでお客様に説明してみたり。
そこで、妻に
『雨漏りってどうやって見つけるの??』
『水かけてみたり??』
と、問われ
思わず口をついて出た言葉が
『水の話を聞くのだよ』
って答えながら自分に感心してしまった 笑
いや、ホント耳を澄ませば、聞こえてきます!笑
水をかけて調査するなんて、そんな荒療治はなるべくやりたくない!
なので現場に行くと必ずと言っていい程、私の動きは一時ピタッ!と止まります 笑
単に悩む時間が人一倍長いだけかもしれません。
しかし
そう、水の話を聞く時間です!(ホントそうかも、、、)
水に抗ったところで人のチカラなんて及びません。
彼ら(水)は何が何でも地面を経て海に帰りたがっているのですから。
考えてみると、限りなく100%に近い確率で帰ってるんでない???
人がゴクゴク飲んだ水は尿意をモヨウさせて、、、
建物では人の都合で滞らせたり水の本意でない流れを作ったところで数年かけて、木を腐らせ、鋼板も腐らせ、どうしても腐らなければ溢れ出て地に帰って行く。
これは絶対です。
彼らに通路を作ってあげましょう。
その水は巡り巡って私たちの身体に入って来てまた、循環します。
そんな雨漏り調査修理をしていたら、
なんだか、地球の縮図に思えてきた。
人工建造物で抗ったり、作ったところで水、いや、地球は元通りに戻りたがっているはず。
水の言っていることは正しい!
我々の仕事はそんな水の通り道をご提案し、水と争うのではなく、相談しながら技術を発揮する、とても素晴らしい仕事なのかもしれない。