ボディコントロールピラティスは緻密に計算されているんです | Junkoの日々つれづれ〜楽しむためのカラダ作りをお手伝い〜

Junkoの日々つれづれ〜楽しむためのカラダ作りをお手伝い〜

現在は家族でロンドンに住んでいます。
2020年まで川崎・武蔵小杉でピラティス教室やストレッチサークルなどを運営して地域の健康づくりのお手伝いをしていました。
からだをケアして、人生をもっと楽しく!がモットー。
土台・軸作りの目線で気づきを綴ります。

『Body control Pilatesのメソッドは、

安全で効果のある』

と私はご案内しますが、

”安全”というのは、怪我をしにくいということです。

どういうことかというと、、、

できないことを頑張りすぎると、体は痛めることがあります。

捻り過ぎたとか、曲げ過ぎたとか、力を急に入れすぎたとか。

それは、どんな運動でも起こり得ますが、

一言で言えば”過負荷”ということになります。

 

ピラティスで過負荷になるのは、

本人のコントロールが効かない範囲まで、無理して動く

ことが起こる時。

「うわー、これ無理!」と思うこともあれば、

「一生懸命にやりすぎて気づいたら痛い、、、」など

様々な場面が考えられます。

 

でも、、

Body control Pilatesはその点を事前に想定したキューイング(口頭指示)で、

「高くより遠く」

「息を吐きながら」

「ニュートラルを意識して」

「腕が肩より行き過ぎない」

「余分な力は抜いて」

「肩はついたまま」

「お腹の力を抜かない」

「上に伸びたまま」

など、細かく指示を出します。

結果、無理しすぎずコントロールすることに意識を置くことになるので、

上記のような過負荷の状態を可能な限り避けることができます。

予防のための布石を置くようなものです。

 

そして実はそれが、そのまま

”体をコントロールしながら動く”ということになり、

コントロールしようと努力することが、

結果として体のバランスを整えることになる。

身体のバランスが良くなるということは、

姿勢や動きが良くなり、体をケアする効果が高い、

そこに繋がっているような気がします。

 

なので、初めから全部のキューイングの通りに動こうとしたら、

本当に”難しい”と思います。

でも、”これはできるようになったら、すごくいい!”とも思うはずです。

(難しいのは、こう思ってもらえるようなクラス作りのバランス!!(笑)

 

私が目指したいのもは、

今日明日の効果というよりも、

じっくり体の使い方に向き合って、

自分の体を、自分の意思で動かす・止めるが、

いつの時も、いつまでも、できる!(もしくはできないが分かる)、

感覚を身につけて欲しいのです。

それはきっと自分のカラダへの自信になるはずです。

 

と、いう思いでレッスンをしているのですが、

先日参加してもらった友人に

「Junkoさんのレッスンは、緻密に組み立てられているね!」

という評価を頂きました。

私としては嬉しい言葉です。

でも、私じゃないのですよ、Body controlの指導がそうさせているのです。

 

しかし、とは言え、あまり頭を使いすぎるのもストレスなのかな、、、

もう少しノビノビと体を感じながら動いてもらうようにしたいですね(反省

日々精進であります!