社団法人日本放射線技師会より、
福島原発からの放射線物質飛散による周辺住民への影響や対応について(第一報)
1. 周辺住民の皆様は政府からの指示に従って冷静に行動してください
2. 周辺住民の皆様は、不要不急の場合以外、室外に出ず換気扇を停止するなど外気を室内に取り入れないようにしてください。室内で正確な情報の入手を心がけてください。
3. 飛散した可能性のある放射性物質を人体に吸着させないために、放射性ではないヨードを含む、海苔、海藻、昆布、わかめ、ひじきやこれらを含む食物などを食べてください。
このような放射性ではないヨードをあらかじめ食べて吸収していると放射性ヨードが身体に入っても吸収されずに身体の外に出て行く率を高めることができます。
4. 例え、飛散した放射性物質を浴びたとしても必ずしも人体影響が起こるわけではありません。
少量であれば人体に影響は出ません。飛散した放射性物質を浴びた可能性のある住民の方々へは政府から随時、浴びたかどうかを調べる検査がおこなわれるものと思いますので、それまでは冷静に行動してください。
5 .もし、飛散した放射性物質を浴びた可能性がある場合は、可能であればその時に着ていた服を脱いでシャワーを浴びてください。
うがいもしてください。脱いだ服はナイロンの袋などに入れて入口を閉じて(縛って)、離れた、あるいは人が常時いない場所に保管してください。脱いだ服を後で調べることでどのくらい被ばくしたかを推定することが可能です。
以上