恋愛依存は、必ずしも男女関係でおきるとは限りません。
親や子供、医療関係者、宗教関係、芸能人を対象にした関係でもおきることがあるのです。
恋愛には、健康な恋愛と不健康な恋愛があります。
健康な恋愛では、お互いがお互いを尊重し、無理強いや過度の期待、非現実的な期待をしない。
不健康な恋愛においては、過度の時間と関心、エネルギーを相手に注ぎます。
そして自分自身の存在よりも恋愛の対象に優先するべき価値を強迫的に注ぐ。
非現実的な期待、すなわち「無条件で確実な愛情」を求め、相手をコントロールしようとする。
その上、関係性が存在している間、自己管理はおろそかになり、見捨てられる不安は強く、恋愛は、その人の核となる問題の苦痛を和らげる薬になっている。