例えば、二人の人が背中合わせにしゃがんでいて背中合わせのまま同時に立ち上がるという動作を想像してください。
そのとき適度な支え合いをして楽に立ち上がれる関係が健康な関係。
どちらかのもたれる力が強すぎたり弱かったりで一方が押しつぶされそうなほど苦しく辛い思いで無理しているのに不安定で立ち上がれない関係が辛い関係です。
自分は周りとどんな関係なんでしょうか?
適度に支えあいながら立ち上がっていますか?
この適度な支えあい具合というのがなかなか難しいです。
無言よりは声を掛け合うほうがうまくいくだろうし、言葉を省略せず惜しまず、楽に立ち上がるための押し具合を伝え合っていくことが大切ですね。
他人のためにエネルギーを使うことも時には大切ですが、自分にエネルギーを使って、今日一日、自分自身を大切に生きていけるようになるといいですね。
苦しみや辛さをとろうとするよりも、まずは自分が苦しくなったときに、苦しいとわかってあげること。
自分の中からわきあがる感情を大切に受け止めてあげること。
まずは自分に気づいてあげることが修正していく方法なのかもしれませんね。