28.今日の言葉『いい子』 | 日々是好日

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日々何か感じ、昨日と違う発見をみつけたい。

いい子は、何を基準にして『いい子』なんでしょうか?

いい子は周りの基準での『いい子』であるならば、


その子は、周囲から評価され、認められることによって、自分を保っているのかな。


つまり、周囲からの基準としてのいい子というのは、


自分自身の自己肯定感の欠如ゆえの頼りのなさ、空虚感、寂しさ、憂鬱さを覆い隠すための、


『鎧』なのかもしれません。自己肯定感がないゆえに、自尊心は不安定で、承認と賛同を求めて、


社会的に望ましいとされることの獲得に大きな労力を払う。その中で満足を得られている限りは、


その『いい子』は破綻をきたさない。


破綻をきたさないで生きているうちに、そんな『いい子』に鎧をはがして生きろっていうのは酷ですね。


ましてや、今までそのように生きてきた部分を否定することになる。


なんらかのきっかけがないと、気づかないし、気づけない。


『いい子』というのは、何でもやり遂げてきて、多少の万能感見たいのを感じているようにも思える。


「頑張れば何でもできる」というような、自分は何でも出来る感覚。


でも、現実を受け入れることが出来る人は、出来ないことがあるのは当然と、自分自身の限界を知っている。


『いい子』の生き辛さは、自己肯定感の欠如と万能感が、


『自分が自分であって大丈夫』という感覚を失わせているのかもしれない。


出来なくても、あなたはあなただよ。生きている存在だけで充分認めることが出来ると、


社会的規範にとらわれずに、生活できるのではないかな・・・