ポエジー
ジャン・コクトー詩集より
コクトーの詩集『カンヌ第五番(Cannes V)』
『ポエジー(Poésies)』
小作品集のひとつ
ジャン・コクトー詩
堀口大学 訳詩
堀口大学 訳詩
原文
Mon oreille est un coquillage.
Qui aime le bruit de la mer.
堀口大学 訳
私の耳は貝のから 海の響きを懐かしむ…
私的感想
コクトーの詩でも有名ですが 日本では堀口大学先生の訳詩の方が先行してしまい…と言うか…訳詩があまりに秀逸過ぎて…日本人の感性に訴えてくる作品になったようで、短い詩なのに 長く愛されている詩です。俳句や和歌にも通じるものがあるのか…と。
他に5編ほどあるのですが、堀口先生が訳詩をした形跡はなく、ウサギは探せなかった。ご存知の方がいらしたら、教えてください。
素敵だなと思った数編をあげて、終わりにします。
Le mot amour
Est un mur muré.
ウサギ的私訳(フランス語苦手だから許してね)
愛は 最大の砦
何も入れないわ
La vérité est un mensonge
Qui se souvient.
ウサギ的私訳(上に同じ)
真実なんて嘘
思い出は人の中ですきに
変わっていくのよ
