ビルボード Hot 100 チャート解説 2015/03/07付 | ミスター洋楽のブログ

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歌詞の内容、曲ができた経緯や背景、ビルボードシングルチャートでの最高順位や各種記録など、少しずつですが新旧問わず、できるだけたくさんの曲についてコメントさせていただきます。

2015/03/07付 ビルボード Hot 100 トップ10解説






1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Mark Ronson(マーク・ロンソン) feat. Bruno Mars - Uptown Funk!
メーガン・トレイナーの "All About That Bass" 以来となる8週目の1位。
先ほど終了したばかりのイギリスのグラミーと言われているBRIT賞では「最優秀シングル賞」を獲得したこの曲、ブルーノ・マーズのヒット曲ランキングでは "When I Was Your Man" を抜いて4位まで上昇してきています。
【記録】ブルーノ・マーズ - ヒット曲ベスト10(更新)



2位右矢印 (先週2位、最高位2位)
Ed Sheeran(エド・シーラン) - Thinking Out Loud
1位との差は広がったものの6週目の2位をキープ。
BRIT賞ではサム・スミスを抑えて、今回最も注目されていた「英国最優秀男性ソロ・アーティスト賞」を獲得しています。



3位右上矢印 (先週6位、最高位3位)
Ellie Goulding(エリー・ゴールディング) - Love Me Like You Do
映画 "Fifty Shades Of Grey" 効果で今週も3ランクアップしてトップ3入り。
歌詞だけでなく、エコーを強く効かせたビートと深く浸透するようなシンセのサウンドが「官能」を演出している曲。



4位右上矢印 (先週5位、最高位4位)
Maroon 5(マルーン5) - Sugar
最高位復帰。
マルーン5のヒット曲ランキングでは "Maps" を抜いて8位に上昇しています。
【記録】マルーン5 - ヒット曲ベスト10(更新)



5位右下矢印 (先週3位、最高位2位)
Hozier(ホジアー) - Take Me To Church
トップ3から陥落。
ポール・マッカートニーが31年ぶりのトップ5入りで話題になっていますが、タイトルに "Church" が付く曲のトップ10入りもカルチャー・クラブの "Church Of The Poison Mind" 以来31年ぶり。



6位右下矢印 (先週4位、最高位4位)
Rihanna(リアーナ) & Kanye West(カニエ・ウェスト) & Paul McCartney(ポール・マッカートニー) - FourFiveSeconds
グラミー効果が落ち着き2ランクダウン。
トップ10のトータルが150週に到達したカニエ・ウェスト、この曲をリアーナと歌うことになった経緯について、『俺は彼女の次のアルバムのエグゼクティブ・プロデューサーだから、俺とポールが作った曲を避けて通ることはできないさ』と語っています。
【記録】ポール・マッカートニー - ヒット曲ベスト20



7位右矢印 (先週7位、最高位1位)
Taylor Swift(テイラー・スウィフト) - Blank Space
先週はポール・マッカートニーと共演したテイラー、おじいちゃんほど歳の離れたポールはさすがにテイラーの「ブランク・スペース」には入らないようで、この曲ではなく、"Shake It Off" とビートルズの "I Saw Her Standing There" をパフォーマンスしています。



8位右上矢印 (先週10位、最高位8位)
Taylor Swift(テイラー・スウィフト) - Style
エアプレイが好調で2ランクアップ。
この曲がハリー・スタイルズについて書いたものかどうか明言を避けているテイラーですが、ビデオに出てくるネックレスは実際に二人が付けていたものと同じだそうです。
【記録】テイラー・スウィフト - ヒット曲ベスト20



9位アップ (先週12位、最高位9位)
The Weeknd(ザ・ウィークエンド) - Earned It (Fifty Shades Of Grey)
ウィークエンドは2曲目となるトップ10。
"Love Me Like You Do" と同じく映画 "Fifty Shades Of Grey" の挿入歌で、こちらも官能的に「君は完璧 それにふさわしい だって君はそれを手に入れたんだから」と歌われており、ビデオはSMがテーマになっています。



10位右下矢印 (先週9位、最高位4位)
Meghan Trainor(メーガン・トレイナー) - Lips Are Movin
浮気をした不誠実な元カレに「あなたって最低」と三下り半を突きつけるこの曲とも来週はお別れかもしれません。


以上、最新チャートのトップ10でした。