僕は自分の事を
ポンコツだとは思いませんが
仕事ができる奴とも思いません

もちろん自分の担当分野に対しては
誰よりも出来るように頑張ってますし
ある程度、人よりは出来ると思いますが

上には上がいるものです

そして、ポンコツな人というのは
どの年代にもいます

部長になったからって、
仕事が出来るとは限りません

これが海外なら「部長=仕事が出来る」が
成り立つんですが・・・

日本の場合
現場で仕事の出来る人が
その報酬の1つとして出世する事が多い

マネージメント能力を
認められてとか期待されてというより

営業成績が3年連続トップだったから
みたいな理由で

なので
新しくマネージメントになった途端に困る

もちろん新人管理職研修なんてのも
用意している所もあるみたいですが、
数日研修して終わり

十分とは言えません

そんな人たちがマネージメントをすると
今まで自分が出来ていた事が出来ない人達が
周りにあふれる結果になります

結果
プレイイングマネージャーになったり

事細かに管理する
マイクロマネージメントをしてしまったり

ちっとも部下の育成ができない
ポンコツ管理職が出来上がってしまいます

ただ、ポンコツと言っても
部下育成がポンコツなだけで
仕事そのものは出来るので

仕事自体は、まわります

そして、課長、部長、役員、社長と
本人の能力の限界地まで出世して行きますが

限界の役職でトラブルに巻き込まれると
もう取り返しがつきません

企業の不祥事の謝罪会見とかで
ん?なんでこんな事、言ってしまう人が
会社を代表してるんだ?ってことがあるのは
能力で役職についていないからです

日本の管理職の病理ですね

 

トニー・ブリゲル