これも時代だと思うんですが

息子や娘の学校の先生が
いわゆる「先生」をしていない

ここで言う「先生」とは
生徒を指導するザ・先生

僕らの子どもの頃には
1校に必ず1人、生活指導の先生
厳しくて常に怒ってそうな先生いたでしょ

今は全く見かけない

今の教育では
先生に求められている役割は
ファシリテーター(促進者)だそうです

生徒や学生の成長を促す人


会社でも同じです

先日の記事でも同じことを書きましたが
昔は上司は部下を指導するのが仕事でした

ところが今は
部下の成長を促すのが仕事です

部下の個性を見極めて
より良いパフォーマンスを発揮できるように
いろんな角度から支援して行く

評価基準も
かつては上司からの一方的な評価だったものが

最近では、360°評価が一般的になっている
部下も上司を評価する時代です

だから上司もしっかり部下を導けないと
評価が下がる


学校は本人に成長する意欲がなくても
退学になる事はないけれど
次のステップに進む扉が閉ざされる

会社は本人に成長する意欲がなければ
リストラ等、退場を余儀なくされる

もうかつてのように
成長する意欲のない人を抱える余裕は
どの会社にもなくなりました

全員がベストパフォーマンスを目指して
はじめて世界で戦っていける時代です

そして間もなく
ファシリテーター(先生)の下で
教育を受けて来た人たちが
会社に入って来る

ますます
指導より伴走が重要な時代に
なって行く事でしょう

 

トニー・ブリゲル