MKZ_FACTORY です。
~その4 組み立て編~
BMW MINI R55 N14B16A 走行不能修理 ~その2 中古エンジンO/H 腰下編~ をご紹介します。
取り外したピストンを確認していきます。
約10万Km走っているピストンです。
中古エンジンのピストンも同じくらいカーボンが付着しています。
このピストンリングやオイルリングの溝にカーボンの付着がトラブルの原因になります。
よく、RECS等でカーボン除去と歌っていますが、このリング部分はまず除去できないと思います。
ピストン上部だけ除去したところで、どういう効果が得られるのか・・・
フューエルワンは、インジェクションノズルのポート部分の清掃目的としては優秀かと思います。
RECSやフューエルワンを直接カーボン付着部分に流し込むと、カーボンがかなり溶解するので物自体の効果は抜群かと思いますが、エンジン始動しながらでは燃焼室内で気化するので、効果はどうかと思いますが・・・
施行するにしても、カーボンがやわらかい状態で、特に新車時より2~3万KM毎が良いように思います。
この、ピストンにバルブがヒットした状況で使えるもの使えないものの判別するにあたって、どこまでダメージをうけているかの判断が非常に難しい箇所です。
基本は、全て新品交換になりますが、前回もお話したとおり”予算限度額がある修理”ですので、できるかぎり中古を使うことになります。
精密な点検の結果、今回はクランクシャフト及びコンロッドベアリングにはダメージが見受けられませんでした。
クランクシャフトとコンロッドベアリングの当たりも良好な状態でしたので、
・コンロッド 及び、ベアリングはそのまま使用
・ピストン及びピストンリングは中古エンジンから取り外したものを洗浄、組み付け。
を進めていきます。
洗浄には、今回の修理のために導入した
・超音波クリーナー
を使用していきます。
超音波洗浄機専用の液剤を使用します。
それぞれ 酸性 中性 アルカリ性 と 用途に応じて使用しますが、基本は”中性”を使用します。
中古エンジンの洗浄前のピストンの写真を取り忘れてしまいました。
洗浄後の写真です。
10万KM走っていた、中古エンジンのピストンもここまで綺麗になります。
ピストンリング部分も細かくチェックし、問題なさそうでしたので組みつけていきます。
腰下はとりあえず組みあがりました。
タイミングチェーンガイドの破損した欠片が大量にオイルパン内やストレーナ部分に入り込んでいたため、それも取り除いていきます。
これで、腰下はOkです。
何度もいいますが、予算に応じた修理方法の一つですので正しい修理方法とは思っていません。同じ状況でも同じ修理方法が通用するケースばかりではありませんので、全て一基一基慎重に診断していく必要があります。
ご了承くださいませ。





























