MKZ_FACTORYです。

 

 

H25 アウディA6 ハイブリッド前期テールレンズ→後期純正OEMテールレンズ交換 流れるウインカーへと交換ご依頼です。

 

 

 

事の発端は、4Gモデル アウディA6 ハイブリッドは前期しかラインアップがなく、後期モデルの特徴 マトリックスヘッドライト&流れるウインカー装備の車が日本には入ってきてないとのこと。どうしてもやりたいとのことで、いろいろと調べてみました。

 

 

詳しくは調べきっておりませんが、社外品後期デザインテール(ウインカーは流れないタイプ)はカプラONでいけるそうですが、純正(もしくはOEM)ですとリアを制御しているECUのバージョンによって配線加工&コーディングのやり方が異なるそうで、なかなか頭を使う難件でした。

 

 

商品としては、

 

アウディ純正部品(Valeo製)

OEM部品(アウディのメーカーロゴが刻印されていない、Valeo製品)構造はまったく同じ

社外品

 

 

と3パターンありました。

 

今回は、OEM部品(アウディのメーカーロゴが刻印されていない、Valeo製品)を選びました。純正部品と同じメーカー品ですが、メーカー刻印があるかないかで価格が数万円違ってきます。

 

早速取り付けていきます。

 

 

 

 

前期と後期でカプラの出力が異なっていますので、カプラONだけでは正常に作動しません。

コーディングにて、レンズにあった適正な出力に変更が必要です。

 

BMWのE60テール後期化でもおなじような作業しますので、だいたいの流れは理解できました。

 

(F系の後期LCI化や、F系MINIの後期ユニオンジャックテールはプログラミングによる変更が必須です。コーディングだけでも動作可能ですがディーラにてリプロされますと、保安基準不適合になりいろいろと問題が起きているそうなので注意が必要な作業です。


 

後期モデルの車両があればデーター移植すれば簡単な話ですが、当店では後期モデルのA6のオーナー様がまだご来店されたことありまので、データーがありません。この作業に関しては構造理解するまで2日~3日かかりました。

 

 

 

 

 

リアバンパーの形状が前期と後期で異なるようで、テール後期化する場合バンパーとの間に空間ができます。

一応メクラも付属されてきましたが、なかなかお粗末なものでした(笑)

 

 

想像以上に大変な作業でしたが、満足度は高いです。

 

純正同様ウインカー流れます。

 

リアフォグ点灯だけ課題にはなりましたが、100%動作できるように今後検証が必要です。