MKZ_FACTORY です。
H22/10 VW ゴルフ6 乾式7速DSG 時折ギアが入らない時があるとのことで、ご相談です。
診断する前に、7速DSGに関しては初年度登録日にもよりますがリコールが過去3回ほど発表されています。(被りはなし)実施されているか確認します。
ほとんどの車がリコール実施されていますが、関係あるのかないのH25/5/8に発表されました、リコール届出番号 外ー1924 でメカトロ交換した車にトラブルが多いことです。
H25/5/8に発表されました、リコール届出番号 外ー1924 の内容です。
対象車両は、自動変速機制御コンピューターを対策品と交換する。
7速DSG型自動変速機を搭載した車両において、自動変速機制御コンピュータの基盤材 質が不適切であるため、内部ショートが発生し電源用ヒューズが溶断するおそれがあ る。走行中に不具合が発生した場合、クラッチの締結が開放されることによって、車両の運行を維持するための駆動力が伝達されず惰性走行状態となり、車両停車後に再発進不能となる。なお、不具合が発生しても、車両を安全に停車させるための制動、 操舵にかかわる機能は保持される。 駐車中に不具合が発生した場合、エンジンを始動できない、または始動できても発進不能となる。
といった内容です。
~9/17追記~
この他に 2016/1/16発表の リコール届出番号 外-1998 にて、
7速DSG型自動変速機を搭載した車両において、ギアオイルが不適切であるため、自動変 速機制御コンピュータの基盤に内部ショートが発生し電源用ヒューズが溶断するおそれ がある。走行中に不具合が発生した場合、クラッチの締結が開放されることによって、 車両の運行を維持するための駆動力が伝達されず惰性走行状態となり、車両停車後に再 発進不能となる。なお、不具合が発生しても、車両を安全に停車させるための制動、操 舵にかかわる機能は保持される。 駐車中に不具合が発生した場合、エンジンを始動できない、または始動できても発進不能となる。
といった内容で発表されていますが、こちらは、比較的高年式の車対象です。文章はほぼ同じ内容に思いますが、対策方法が異なっています。
こちらはオイルの交換+プログラム書き換えにて対策するそうですが、自動変速機制御コンピューターの基盤が入っている部分は、ギアオイルではなくハイドロリックオイルを使用していたように思います。ですので、ギアオイルなのかメカトロ内部のオイルなのかここの言い方が少し気になります。
このメカトロ内部に使用されているオイルの詳細は、VW&アウディグループはディーラー以外非公表みたいです。これは日本だけでなく世界的に表に出ていない情報で、一般向け電子パーツカタログ(ETKA)でもメカトル内部はどのオイルが使用されて、規定量はいくつかは記載されていません。
なぜ途中でオイルを変えているのか不思議ですが、外ー1924のリコールでメカトロ交換した車両でメカトロ内部のポンプ焼き付きの不具合が異様に多い気がします、ここらの年式もオイルが成分なり注入量だったりがダメなんじゃないかと思ったりします。
当店で、走行不能になった乾式7速DSG車の全てが外ー1924 対策済(メカトロ交換)の車両でした。(たまたまかもしれませんが)
少し納得のいかない部分です。
今回別のオーナー様で、走行不動で修理の相談受けました。オーナー様がディーラーにて診断した結果が
・シフトフォークのガタつきにより動きが渋くなり、油圧が上昇しメカトロオイルが流出しギアシフトできなくなる
で、DSG交換¥830.000の見積もりもらったそうです。
たった4年でですか・・・・。
リコールでメカトロ交換済の車両です。なのに保証外だそうで。
言葉がありません。そういうメーカーです。
~追記 終わり ~
今回の車両もリコール対象車でしたので過去にメカトロ交換済みでした。運転席ドア開けた所、もしくはリアゲートのガラス内側のどちらかに黒色のリコールステッカー貼付してあると思いますので一度ご確認ください。
車両初年度登録H22/10の車両で、メカトロ製造日がH25/8/30ですのでリコールで交換済がテスター上でも確認とれます。(車体ナンバーからのリコール検索が一般的です)
過去にも、このリコール実施後のメカトロに不具合発生したことに関してディーラーに相談したことありますが、基本有償修理です。
メカトロ=消耗品という考えなのでしょう。新車3年保証切れましたら(延長保証除く)高額なメカトロといえど基本有償修理です。ディーラーもメーカーの指示に従うだけですので、いくらオーナー様がディーラーに文句言っても対応してくれませんのでご注意ください。
新車保証は基本3年60000kmです。(メーカーによる)3年超えた車は、有償修理が基本です。
新車購入のオーナ様は、高額といえど延長保証加入お勧めいたします。
特に、湿式7速DSGにお乗りのオーナー様。初期モデルのDSG(2011/07まで)に限らず、2世代目湿式7速DSGもメカトロ不具合多発しています。
湿式7速DSGのメカトロASSYは修理金額¥500.000超えますのでお気を付けくださいませ。
話が逸れました。
発進時の振動(ジャダー)ではなく、ギアが入っていない時(エンジン回転のみ上昇)があるそうです。おそらくシフトソレノイドがなんらかの不具合で油圧がかからずシフトチェンジできていない(シフトに入らない)のでしょうか。早速診断していきます。
20分程度試乗した限りでは症状は確認できませんでした。頻度は少なめのようです。診断機当てていきます。
エラーコード入ってました。
テストプラン実施します。
プログラムアップデートの指示があります。というわけで、実施します。
現在のファイル
最新アップデートファイル
完了。
基本調整&アダプテーションドライブ学習していきます。
これで様子見ていただきます。
症状が変化しないようであれば、メカトロ交換の対応になります。
ありがとうございました。













