MKZ_FACTORY です。


少し時間が出来ましたので、前回はVW・アウディに採用されています湿式6速DSGのクラッチを分解しましたが、今回はメカトロニックを分解&検証していきたいと思います。


トラブルの大半がメカトロニックの不具合ですので、ASSY交換ではなくO/Hで修理できれば、かなり修理費用が抑えれそうです。


~2017/3/7追記~

昨年あたりから診断ではメカトロ故障と出ますが、DSGクラッチの不具合によるメカトロエラーが多発し始めました。
また、エラーが入力されていなくてもDSGクラッチが原因のジャダーが増えてきました。

メカトロO/Hでジャダーが治るケースは半々です。





























これが基盤です。オイル付けになってます。


基本オイルは絶縁体ですが、磨耗した鉄粉が原因でショートするのではないかと考えています。

熱変動が原因でニクロム線の断線するそうで、乾式・湿式問わず共通トラブルが多発しています。

予防策は定期的なオイル交換か、熱上昇しにくいオイルに交換することが望ましいです。


メーター内のシフトインジケーターが赤く光って、シフトホールド(フェイルセール)した場合は電気的(デジタル的)な故障。








ソレノイドバルブです。

こちらは海外では単品で部品出ますので、修理可能です。


純正診断機にて、ソレノイドバルブ一個一個作動&機能テストできますので、かなり深いところまで診断できます。(メカトロ本体)







ソレノイドバルブ奥にあります、網状のフィルターです。

これを見ると早めのDSGオイル交換が必要な理由がわかります。


DSGオイル自体の劣化は100000kmくらい問題ないと思います。メーカー推奨は60000kmです。


問題は磨耗した鉄粉等のスラッジはどうするのか、といった問題です。


オイルパン外したことがあるかたなら解かりますが、磁石やフィルターだけでは鉄粉は取り除けません。



オイルを排出する際の鉄粉除去&新品オイルの洗浄力である程度内部清掃してくれますので、オイルの劣化による交換ではなく、鉄粉等の排出目的の定期的交換が、長持ちする秘訣だと私は考えます。
































































各ラインにもフィルターがあります。











全部で13個フィルターがあります。









2分割します。

こちらのガスケット間のオイルリークもトラブルの原因になります。(ネジの緩みや、バルブボディーのゆがみ等)





こちらは、オイルラインを切り替えるバルブ部分になります。


かじりや、バルブの動きを確認します。







































日本では、メカトロニックはASSYしか供給しておりません。



先ほども書きましたが、チェックランプや故障コードがなくDSG不調の場合はアナログ的な故障だと考えていますので、修理が可能だと思います。


もし、チェックランプやエラーコードが入っていても海外にて部品が出る場所によっては修理可能です。


ディーラーや他店にてメカトロニックASSY交換の診断受けられた方は、少々時間かかりますが深いところまで診断できます。


状態によってはO/Hで治るケースがあると思います。

発進時のジャダーのみでしたらメカトロO/Hで治るケースがありますが、停止する直前のショックはメカトロ交換でも治らないケースがありました。DSGクラッチの不具合の可能性が高いです。


一度当店にご相談くださいませ。



お問い合わせお待ちしております。