納豆売りの小学生 | 納豆屋の日常を赤裸々に綴ります・・・

納豆屋の日常を赤裸々に綴ります・・・

なっとう・なんちゃんのブログ    本文中の実名記載は、承認を得ているつもりですが、不都合があれば速やかに訂正致します。

☆毎日完売の秘密☆
小学5年生だった私に父・幸夫は毎日50個の納豆売りを命じました汗

その頃の下仁田納豆は全て『なっとぉ・なっとーしもにたなっとっ~~』とうたっての引き売りでした。

父・幸夫はそれはそれはデカい良い声で毎日引き売りしての私達家族をやしなってくれておりました

そのような状況で父は私に商売の厳しさを教えるために幾つも売れないと思っいながらも私に納豆売りを命じたのだと思います

ところが、、、

初日から~来る日も来る日も完売です(^^♪

父は大喜び『商才がある!将来が楽しみ‼』

その完売には2つの秘密がありました!

一つ目の小さな秘密は、、、
母は優しいです涙
隣り近所に『息子が納豆売りに出るからよろしく<(_ _)>』との眼回し~~

2つ目の大きな秘密は、、、
仕事の協業でした
納豆売りに出た私が恥ずかしくてうたえないでいると
どこからともなくやってきたおじさんが
父にも負けないくらいのデカい良い声で
『なっとぉ・なっとーしもにたなっとっ~~』
とうたってくれたのでした

そのおじさんは新聞配達をしておられましT

荷台にうずたかく新聞を積み
自転車のスタンドが大きかったのを今でも鮮明に覚えております

なぜならば、、、

その新聞配達のおじさんは片腕が無く
新聞をポストに投函する際にいちいち片腕でスタンドを立てなければいけなかったからです

私に、、、
『坊や!うたうのが恥ずかしかったら一緒に仕事しよう!俺が歌うから~君はポストに新聞を投函して来てくれ!』

その方は須田さんということが最近わかりました

また高崎市吉井町に引っ越されたことが昨日わかりました

近いうちに50年ぶりに再会してお礼したいと思っております。。。

#下仁田納豆