続いては、誰よりもアツいハートの持ち主!主将のこの方です!

{64A7AC93-5FAD-418D-96F0-4045BEA13B15}


◯大久保 亮
◯農学部4年
◯愛知県
◯猿投農林高校出身



Q1.ボートを始めたきっかけ

「兄がボートをやっていて、俺もそれについていった。当時のボート部の顧問の先生がすごい良い方で、それに惹かれて入部を決めた。中学校からだから、もう今年で10年目。長い。

高校は地元の高校にボート部があってそこにいきたかったんだけどそこに推薦で落ちて、猿投の先生にも気にかけていただいていて、農業にも興味があったからそこに決めた。高校の先生も優しかった。」


大久保は、小学校まではサッカーをやっていて、中学校でもサッカー部はあったが、ボートの方が魅力的だったので、ボートの道に進んだそうです!いろんな人の支えあっての決断なのだな、と、この時から大久保の情への熱い気持ちを感じます🔥


Q2.ボートに関するこだわり

「いろんなところにこだわりがある。ボートに乗ってる時はひたすら頑張るしか考えていなくて、どっちかっていうと普段の生活の方がこだわってる。
自分は神様とか信じるタイプの人で、やってたらもしかしたら返ってくるかもしれない、と思って、ゴミとか落ちてたら拾うし、スリッパちゃんと揃えるとかの整理整頓、普段の生活にこだわって、水上パフォーマンスに活かしている。

普段から整理整頓を心がけてやっているから、水上の一本一本がしっかりこだわれる。

ボートで特別こだわってるのは、レースの時は、絶対スタートから出し切る。絶対最後まで頑張れる自信があるから。中盤の苦しい時も、絶対自分自身には負けないから始めから出す。それがこだわり。」



Q3.ボートをしてなかったらどんな大学生だったか

「絶対スポーツはやっていたと思う。釣りめっちゃ行ってたかもしれない。今もちょいちょい行ってるけど、ボートをやってなかったらバイトして、お金稼いで好きな竿とか欲しいルアーとかアホみたいに買って釣りばっかしてたかな笑。」

大久保の趣味である釣りは、小学校のときから続いているのだそうです。魚を見たり育てたりするのが好きだそうで、中学校の時には部屋に水槽がいっぱいあり、お年玉も水槽の整備に費やしていたそうです笑。

一度好きになったら、ずっと好き!とおっしゃっていました、こだわり抜いて貫き通す芯の強さは、釣りのみならず、ボートにも感じられる一面です!


Q4.四年間で印象深い大会

印象深い大会は2つある!とのことで、それぞれお話を伺いました。


2年生の時の軽量級(クオドで出場)

「練習がめっちゃ楽しかった。俺のここまで頑張れるんだぞっていうのがわかった大会だったから思い出に残ってて、クルーってこんなに頑張れば絶対に勝てないって思われてた相手にも勝てるんだなっていうのを教えてくれた大会。」



2年生の時の新人戦

「俺たちの代が一丸となって男女アベックだったりとか必死になって練習できた大会。ちょっと前とかだと、印象深い大会は去年の全日本のエイトとかだったんだけど、今はそれより、同期と頑張ってきた大会の方が印象に残ってる。
2年生がしっかり考えて1年生を動かして結果を出す。っていうのを出来たから、自分達の代は出来るんだ、っていうのが分かった大会でもある。」




Q5.寮での印象深い出来事

「同期全員を一回は嫌いになってるんだよね…。」

これは波紋を呼びそうな予感、、!と思いましたがその直後、「今は全員と仲いいんだけどね。」と話を続けてくれました。

「全員を嫌いになったことは大きいと思う。一度それを乗り越えてから認める所もでてくるし、思いも熱くなるのかなって俺は思ってる。
だから別に嫌いになる事を俺は恐れてないし、むしろ向こうが、嫌いになられるのはもちろん嫌だけど笑、仲良くなった時には深い思いが生まれるのが、俺は好き。

最近は落ち着いたから印象深い出来事っていうのはあまりなくて、2年前がピークだった。
その時は結構大変だった。

1個上の代と2、3年生ミーティングの時(大久保が2年生の時)、すごく怒られた。
こっちも悪いって思ってるのに、向こうに重ねてすごく怒られた時があって、その時みんな絶対メモとらなきゃいけないのに、俺はメモをとらなかった。あえて先輩の目の前でメモ帳を持って、俺はメモとりません。という態度をとった。「なんで大久保メモとらないの?」って言われたし、自分がミスした立場なのにメモをとらないから、同期も「なんで大久保メモとってないの?」てなった。
「メモなんか取らなくても頭で覚えてるんで大丈夫です。」っていって周りがざわってなった…笑。それが印象的。何考えてたんだろうね、反発したかったんだと思う。

逆に、2.3年ミーティングで、俺たちが3年生の時、ご飯が遅かったかなんかで、艇庫の扉を思い切り蹴って、先輩に止められた。よくないよね。でも今は全然そんな事ないし、落ち着いた。そういう気持ちになる時もあるけど、今は冷静になれる。」


かつての大久保の激しいエピソードを沢山聞かせていただきました…!有り余る熱さゆえのエピソードです…!!


Q6.同期選手とマネージャーに対して一人一人の印象


《選手》

■原■
二人で何回も熱く語った。俺の熱い熱を1番感じれた人じゃないかな。二人でガストで夜遅くまで泣いて語り合ったこともある。俺の厳しさの理由とかを1番わかってると思う。だから任せるところは任せられるし、頼まれたら1番すんなりやれる。

いつかの全日本のエイトで、原がCOXとして全然成長してないことにイラついて、試合後にCOX辞めちまえよ、向いてないから。って本気で言った。でも勇二はそこで折れなかった。それをバネにしてくれたのかなって勝手に思ってる。俺もそれを言ってもわかってくれると思ってたから言えた。本気で言葉をかけてもらえる人、そこがあいつのいいところかなって勝手に思ってる。

■斎藤■
光希は俺になかった色んな価値観をあたえてくれた。自分は情が頼りで、熱くて、周りが見えない時もあるけど、そこを冷静にいってくれる。たまに、もっと熱くなろうぜ!てムカつくときもあるけど、考えてみたらそうかもしれないなあと思う。俺が手を出したことない分野に光希が手を出してる時、楽しそうだなって思う。光希はやってることに、表面だけ取り組んでるんじゃなくて、それから何が得れるのか、それが自分にどういう影響を与えるのかとかまで考えている。
だからこそ俺もあいつがやっていることに対して表面だけじゃなくて、考えに触れて結構影響をうけてる。

下級生だけのメンバーを自分なりにどう火をつけていくか、自分らしくやっていってるところをみると、すごいし、同期として嬉しい。ここから全日本の間に、そういうところをもっとみれるのかなって思う。光希と思い出のあるエピソードはこれからできる気がする。

■川野■
直球で言った。二年生の全日本の後に、俺はお前のこと全然認めてないから。って直接川野に言った。一回自分たちの代がたるんでいるから集まろうってミーティングをして、上っ面の仲だったから、そんなんでいいのか?て話を延々としてて、そこで言った。でもそれは、コミュニケーションをとれてないから川野の考えてることがわからないんだと思う、きちんと話そうと言って、向こうもちゃんとそれに答えてくれた。

川野はいちいち鋭い。俺の熱く考えたことを冷静に判断してくれてる。副主将やってくれて、いいポジションだと思ってる。頼りになる。

あと、一回ちょっと揉めた。大部屋がすごい汚くて片付けようってなった時に、川野が同期のことを悪く言ってて、先輩もそれに乗じたりしていたから怒った。川野もそれに言い返してきて、揉めたことがあった。俺の言ったことに対して本気で返してくるのは川野くらいで、そういうことがあったから今信頼できる関係になった。二年生の全日本からガラって変わった。

{3058BA00-EA78-46CE-9719-FDC171C426FA}


■河井■
四年間の一、二年分くらい喧嘩してる気がする。若干系統が自分と似ているからこそ、考えの違いであたることがある。でも、勝ちたいっていう気持ちは一緒だし、思いが溢れるやつってわかってるから、一緒に頑張っていける。情に熱いところがめっちゃ好き。引退してからも付き合いあるのかな、結構ぶつかれて、いいところも悪いところも知ってるから頼りにしやすい!って勝手に思ってる。全日本のミーティングのときも1番に相談したのは京介だった。四年間やってこいつのためにも結果残したいなとおもう、熱さをわかっているからこそ、勝って一緒に喜びたい。

■石鍋■
2年か3年かのインカレで石鍋がシングルで出てたとき、すごく応援してたのに、ふがいないレースをした時に、応援してくださってる方に対してもこれでいいのか?と腹が立って、納会でそのことを話した。向こうも少し熱くなってくれて、他人に言いにくいだろう、自分の弱いところを言ってくれた時に、俺の中でも熱くなった。現状を見ると、もうちょっと頑張ってくれっていうのが素直な気持ち。でも、ミーティングの時とかは意見をちゃんとしてくれていいなと思う。いて、みんなにちゃんと笑顔を与える存在で、後輩から愛されている存在だと思う。全日本で最後の試合に、同期全員で出場したいと思う。最後ちゃんとみんなで出たい。

■北村■
俺の二年三年のときを支えてくれた。笑いながら熱い話ができた。一緒に結構ご飯も行ったし、聞き上手だから、こっちも話してしまって迷惑かけたな、と思う。俺の熱い気持ちをきちんと受け止めてくれて話しやすい。一緒にふざけられる。優しい。
「コメダ🐤(あひる)…」

■山田■
わがまま姫。めっちゃわがままだと思うけど、それがいいと思う。男の子にも引かない感じ、納得いかなかったらきちんとそういう、芯が通ってる。でもやっぱわがまま笑。適度な反発を!あんまり話さないけど、なんやかんや頑張ろうよみたいな空気が伝わる人。わがままな山田が苦しいメニューとかしてる時の顔みると、すごい頑張ってるなってこっちが勝手に元気をもらうことが多い。
一度山田のお父さんが真珠をくれた!それを俺はアンクレットにした!一回俺をすごい頼りにしてくれたことがあった。

■山吹■
ゆるキャラ。俺の学年のいてくれてありがとうキャラ。ほんわかした雰囲気がこの学年にマッチしてると思う。いてくれないとみんなガチガチすぎちゃう。俺の友達に雰囲気がちょっと似てるから好き。俺が真面目にいってるのにふざけて返事をするところも、嫌いじゃない。そろそろ厨二卒業してください!

■植松■
頑張ろうね。ありがとう。これがメインで伝えたいこと。一年生の時はそんなに話さなかったけど三年位で熱く話すようになってきて、俺の言ってることも、ダメなことはそれは違うって言ってくれる。めっちゃ信頼してる。女性で俺はあそこまで頼りにしたことなくて、めっちゃ頼りになるし、めっちゃわかってくれる。わかってくれるし、俺もわかる!困った時はとりあえず植松に連絡する。寮生活を楽しませてくれてる。いじってあいつの反応を見るのが楽しい、話す時は話すけどボケるときはボケる。癒し。熱く話すし、俺をちゃんと抑えてくれる。

{AAA4B764-6A43-4DB9-B3F2-A074DEE242C5}



■森■
一心同体。1番わかってるかもしれない。ここ二年くらいずっと同じクルー。俺一人でもやってけるかなって少し思ってた時に、同じクルーで二人怪我して、そこで二人で乗り越えて頑張ろうぜってなった。頑張ろうぜ!って時に素直に聞いてくれるのは猛。違うでしょって思ったことを言えるし、聞いてくれる。 俺が言いたいことわかってくれてて、めっちゃ代弁してくれる。俺のやり方をわかっているからこそ何も言わなくても合わせてくれる。俺の右腕!いや、右小指位!右小指の爪!!ささやかだけどないと困る! 森はもう語るまでもない。そんなめっちゃ仲良いわけじゃないけど一心同体。あいつも言わないだけでそう思ってると思う。猛とは1番本気になれる。あいつがいないと雰囲気作っていけない。勝つ雰囲気バンバンだしてるから、俺と猛がいるクルーは絶対雰囲気いい。本当に俺の右小指爪。



《マネージャー》

■石原■
俺の一年生の時の体重係。すっごい自然。マネージャーてよりは、ずっと前からの幼馴染ってくらい自然。かっこつけなくていいしなんもいきってしゃべらなくていい。とてもナチュラルで接しやすい。好きです。

■柿沼■
俺とノリが似てる。話が適当、それがいい。ちかことする中身のない話が好き。話すのが楽しい。

■神谷■
レスポンスが軽くていい。より適当に話せる。話す時何も考えなくていい。話し相手。一回二人で赤羽の大戸屋いった!

■西澤■
マネージャーっぽいなーて感じがする。絶対声をかけてくれる。優しい。声かけてくれるから話せる、選手に相談できないことも真面目に話せた。相談相手。マネージャーの中だったら熱く語れた。気遣いめっちゃしてくれる。

■八町■
めっちゃ悩みを聞いてくれる。優しいし、一生懸命だし気遣いもしてくれるから、そういうところがlせんしゅの支えになってると思う。頑張る気持ちにさせてくれる、そんなマネージャー。

■市川■
可愛い。上っ面で表面でかかわってくる感じが好き。深くまではいってこようとしない。

■片倉■
さきどんは俺の中でママ的存在。包容力が半端じゃない。優しいし、癒し!面白いし、安定感がある。

■山口■
メニューとかに関してめっちゃ話聞いてくれる。マネとのつなぎ役。レースのときも走ってくれてる印象が大きくて頑張ってくれてるなって力になる。緊張してるときも声かけてくれて嬉しい。


Q7.後輩の印象

《一年生》
頑張ろうっていう思いとか必死に食らいついていこうっていう気持ちを感じる。他人じゃなくてもっと自分を意識して頑張っていって欲しい。雰囲気はそんな悪くないと思うから、羽目を外しすぎず、ボート学業が主軸になるよう頑張れば素敵な代になると思う。

《二年生》
自分達が四年生になったときどういうチームにしたいのか、もう少し考えて行動して欲しい。もっと必死にやることを恥ずかしいんじゃなくて、かっこいいと思って欲しい。まだ全力を見れていない。

《三年生》
最近自覚が芽生えて、引っ張っていこうという気持ちは感じられる。みんな仲いいと思うし、頑張れば成績が出るメンバーであると思うので、あとはもっと上級生の自覚と危機感を持ってやってほしい。


Q8.最後の夏、インカレへの思い

「ただ一つ。監督とコーチ陣を優勝して胴上げしてあげたい。俺たちにとっても支えてきてくれたコーチ陣にとっても高まった状態で胴上げしてあげたい。みんなで楽しい納会にしたい。きつかったけどやったなあって称えられるような時間を過ごしたい。今笑顔はなくていいとおもう苦しい表情ばかりでいいと思う、勝った時にその笑顔を爆発させてほしい。」


《番外編》

◎主将として、どのような部を目指しているか、大久保にお話をきいてみました!

部のみんなに情に熱い人間になって欲しい。

自分は情って大事だと思っていて、何綺麗事言って、とか思われるしれないけど、苦しい時に人より苦しいことしようとか、そういう気持ちを持ってくれる選手が増えて欲しい。

そうやっていろんな人にも関わって欲しいし、全員で総合優勝目指そう!ってなった時に、苦しい時に関わってきた人たちのいろんなこと、俺だったら泣いてる時の顔を思い出したりとか、本当にこいつこんな苦しい顔すんのかっていうのを思い出した時に、それが力になったりするから、少しでもそういう関わりを増やすために普段イベントとかを開催している。

一緒に頑張ろうぜ!みたいなのを俺は作りたい。

{0FBE90D0-87D6-4325-BE2B-013E16A182A2}

{2CD0895A-4F4C-4441-BC52-3A6DAC8C8B08}

↑月初めに行うイベントで、鍋パーティーをした時の写真です。

部の雰囲気は、よくなっているっていうのは自信持って言える。なんだかまだふわふわしてるところがあるけど、今はそこも明治らしさなのかなっていうのもちょっとある。全部をがっちり固めるというよりは、自由すぎないけどみんなが分かってるから規律はいらない。そういうところができれば俺は完成かなって思ってる。

みんなで、明日のメニューこれか、きついな、でも頑張ろうぜ!っていいながらみんなで1日1日を充実させていきたい。俺たちやってるな!って思えるし、なにより整理整頓とか意識したり新しく取り入れたメニューを真面目に絶対やるっていうのを、勝った時にそれを理由にしたいと思う。

勝った時に、ああ、俺スリッパ毎日揃えてきたもんな、とか、誰よりも短くていいから、やってくることはやってきたしな。とかそういうポイントを勝った時に自分で思えたら、素晴らしいと思う。

だからこそ勝つ雰囲気は作りたいし、みんなが目の色変えて必死でやってたら俺もめっちゃ頑張れる!チーム全体が、あいつ頑張ってるな、自分も頑張らなきゃっていうのが勝つ雰囲気だと思う。

例年よりは勝つ雰囲気はできている。それは自信をもっていえる。

厳しい言葉かもしれないけれど、去年で緩んでしまった部分は絶対にあると思う。それを立て直すのに時間がかかったっていうのは少し思う。
それと比べたら絶対締まってきたし、一人一人の勝ちたいなって気持ちが出ている。
後は結果、結果が出てくれたら嬉しい。」

「監督のことが好きだから、勝って監督を喜ばせたいです!」

{68BA2194-DDA4-4ACA-86DB-E62D4D91CF42}



以上です!大久保の熱量、皆様にもお届けできたのではないでしょうか!

字数制限と戦い抜き、文字量で読みづらくなってしまったところもあると思いますが、どの言葉も真っ直ぐで、全力で、部への思いが伝わり、この主将についていきたい!と思えるようなグッとくる言葉ばかりです。


いよいよ一週間後に迫るインカレ、大久保が待つ笑顔での納会、筆者も楽しみにしています!


担当:2年粟野