井戸川克隆さん 東電前演説 | 普通な毎日が続くとは限らない

普通な毎日が続くとは限らない

自分の好きなこと書いています


今一番自分のブログに残しておきたいのは井戸川さんの演説

本当は怒りを込めて話ししたいだろうけど 被曝した影響で喉が痛いそうです










以下書き起こし


今第一原発では放射能は出続けております

全然止まってません

現場は非常に危険な状態になってます

汚染水の処理問題 なんにも片付いていないじゃないですか

どうやってトリチウムを処理するんでしょうか

公の海を汚し続けているんですよ 今でも

公の海が一企業に占領されてそれで黙っているんですね 日本の水産庁は

いつ操業できるかわかんないです あの海の汚れ方は

トリチウムの処理をしなければ太平洋の魚は危険で食べれません

いくら離れててもその影響は甚大です

ただその甚大さを発表しないから多くの国民の皆さんは自分は離れているから大丈夫だと思い込んで操業しています

また福島県内の農作物 100ベクレルでいい訳ありませんよ

事故前は0.05とか0.1とかそういう低いベクレルだったんですけども 事故後は100ベクレル以下は検査通る 50ベクレル以上は大丈夫だ こんなことを加害者側が言っているんですよ

被害者不在の欠席裁判を今されてて何事にも参加させられません

これは人道上 人権上ありえないことです

外国では全くありえないそうです

この信じられないことが毎日毎日行われているのが事故現場である私の町です 私の地方です 私が住んでいた大事な福島県なんです

それが100ベクレルで検査合格した 50ベクレルだからいい

誰が一体こんなの決めるんでしょうか

事故の被害者が入らない欠席裁判で数字を決めていいと言っているのがこの国です

じゃあその決めた人達がそれを食べているんでしょうか

私は聞いてみたい

本当に食べているのか

私たちは帰れって言われています 戻れって言われているんです

20ミリシーベルトでも人が住めるって言われているんです

20ミリシーベルトで本当に住めるかと 霞ヶ関の説明者に聞いたらば 私は住むつもりはない あなたが住みなさいと言ったら 住むと答えた職員は一人もいません 私の前では誰一人いませんでした

そこに主権者である国民に一行政の職員が住めと言う

とんでもない

権限を間違って解釈している者に言われたくはない


事故を起こした責任を取らずに再稼働する?

おかしいじゃないですか


これ以上日本中に放射能を撒き散らすなと私は声を大にして言いたい

これ以上出すな 放射能は

出すんだったら自分の体に出せ

第三者にそんな迷惑をかけて平気で第一原発の収束 

そして私たちをなんと思っているのか

復興交付金なんていうのは私たち頂いてません

どこに使われているかもわかりません

本当は人体の影響 そして私達の救済にしっかりと使っていただいて 悪かったねと ごめんなさい これから一生懸命やる 皆さんとの信頼関係を再構築していきたいというのが企業人であり社会人ですよ 大人です

人畜にも劣るっていうかなんと言うかなんて表現していいかわからないくらい 人情をわきまえていない人たちの行動ですね


再稼働するんなら福島の事故を片付けなさいよ

しっかりと片付けて社会的信用を 企業としての信用をつけてからやりなさいよ

手練手管でやったってそれはやがて滅びるもんです

それは歴史がしっかりと検証するし 成敗もするでしょう

エネルギー危機だと煽って いたずらに電気料金上げるようですが この事故の責任っていうのは企業の経営者の責任です

5号機6号機から1号機4号機までの連絡の(?)をしておけば1から4号機の電気が止まることはなかったんです

この事故に至らないところで防げたんですけどもこの工事をケチってしまったのも経営者の責任です

まして津波対策をやらないでしまった 津波のもたらした事故だって言いましたね

だけどよくよく考えてみれば 調べてみれば 津波対策をやらなかった 問題を指摘されながらやらなかった これはとんでもない経営者の責任です

その責任を電気料金に値上げする エネルギー危機に転嫁する こんなことでは日本は国際的に信用ありません 




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また続きは後ほど