2011年3月11日(金)の出来事は、今でも鮮明に覚えている。
だけど、昨年の3月11日、何をしていたかなんて、全く覚えていない。
そのくらい、13年前に起こった東日本大震災は、衝撃的であったことなんだろう。
地震の被害だけではなく、津波があり、放射能汚染があり、本当に大惨事であった。
多くの人が被災者となり、そして、多くの人が被災によって、亡くなられた。
もう二度と、あのようなことは起きて欲しくないと思うのは、みんなの願い。
テレビで映し出された映像は、まるで映画のようだったけど、現実だった。
あんなにも恐怖を感じる映像は、もう見たくない。
そして、放射能汚染に関しては、見えない恐怖との戦いだった。
また、電気の大切さを思い知ることになった。
今から、13年前だから、俺は、38歳だった。
38歳の時と51歳の時、何が違うかって、気持ちの部分って、あまり変化がないんだよね。
違う部分に関しては、生き方になってくる。
あの頃って、受け身体質であったことは間違いない。
でも、今の俺、能動的な人間になっている。
迷うことも、悩むこともなくなっている。
だから、人間的には成長したのだろう。
俺が今、やらねばならないこと、それは、3.11を風化させないことなんだ。
黙っていたって、人に何も伝わらないし、世の中は変わらないことは、よく分かっている。
地震大国、日本だから、今年の元旦のように、突然、地震はやって来る。
この先だって、いつやって来るかなんて、誰にも分からない。
何ができるかって、どれだけ備えられるかなんだ。
そこには、物も人もってことになる。
もし大切な人がいるのであれば、何があったって、守らなければならない。
そう思う。
今の俺、自分にとって、かけがえのない存在を、どうやって守っていくか、これが大事なことなんだと思う。
当然ながら、誰にとっても、一番大切なのは自分の命だろう。
だけど、二番目って考えた時、自分にとっての大切な人の命になると思うんだ。
誰かのために行動するのも大事、だけど、できるのであれば、大切な人のために生きたいって思う。
これは、3.11が俺に教えてくれたことなんだ。
3.11は絶対に忘れない。
まとまらない文章で申し訳ないけど、とにかく、俺は大切な人を守る行動をこれからもしていこうって思うんだ。
おしまい。