いま 私にできること
私のいのちを 大切にすること
他の人の いのちを 大切にすること
今こそお念仏 〜つなごうふれあいの輪〜
ご縁を慶び、お念仏とともに
和顔愛語(わげんあいご)
私たちのいのちと 今の生活を 支えてくださっている
すべての方々のご恩に 敬意と感謝を表します
京都市の堀川七条にある西本願寺の周りにあるいい言葉たちです。西本願寺は浄土真宗本願寺派のお寺です。宗祖はあの有名な親鸞聖人。
「和顔愛語(わげんあいご)とは、おだやかな顔とやさしい言葉という意味。どんな時も変わらずこうありたいと思うものですが、いざ実行するのは難しいものです。
コロナ禍の今、不自由さや儘ならない毎日に知らず知らず笑顔を忘れ、他人への言葉もキツくなりがちです。
どんなときも誰に対しても、やさしい顔とやさしい言葉でいられる人になるために
まずは毎日を感謝する。私たちのいのちと今の生活を支えてくださっているすべての人たちに、心からの感謝と敬意をあらわそう。
そして毎日がんばっている自分を認め褒めてあげよう。いま私にできることは、生きることー 私のいのちを大切にすること
何もできていないと自分を責めることなく、くさることなく、あきらめることもなく、毎日を精一杯生きる。自分を大切にすることができたなら、まずは大丈夫。
そのつぎは自分に向けることができたやさしい顔と言葉を他の人にも向けてみよう。
和顔愛語の輪が、新しい生活様式のスタンダードになれたら、毎日はもっと小さな幸せで満たされるかもしれない。
いい言葉は人を元気にします。誰かの何気ないひと言葉が、また誰かの大切な人生を後押ししたりもします。
「こうなりたい」と口にしたとおりに不思議と人生はなっていくものです。
人生も折り返し地点、なるべくいい言葉を耳にし、いい言葉を口にして生きていきたいと日々思っています。
