快晴、いざ勝沼へ!(その1) | テーブルワインは甲州!

テーブルワインは甲州!

おいしい日本ワインのご紹介☆・・・のつもりで始めたblogのハズが、時は経ち2児のワーキングマザーがストレス多い刻一刻だからこそ、good wineを飲みたい欲望の綴り。

トンネルを抜けると、「勝沼ぶどう郷」。

テーブルワインは甲州!

実に約2年ぶりの訪問で、今回の目的は、

勝沼ワイン協会が主催する

<甲州市勝沼ワインゼミナール「なぜ今、日本ワインなのか」>という、

山本博さんと辰巳琢郎さんの対談を聞くためです。

そのあとの交流会や、同日夜に勝沼のレストランで開かれた

日本ワインを愛する会 の懇親会においても

たくさんの発見があり、それはそれはインプットの多い1日で、

もう脳みそからこぼれそうになりました。

本件については3回にわたり(予定)、ご報告したいと思います。


21日の土曜日、家を出ると快晴で

勝沼に向かう中央本線車中でもずっと快晴続き。

駅に降り立って見渡すと、藁色と土の色の菱山地区が眼下に広がります。

会場の「勝沼ぶどうの丘」まで歩いて15分程度で、

道中ブドウ畑を抜けるのですが、よく見ると新芽が芽吹いています。

テーブルワインは甲州!


道端には、こんな素敵なレリーフもあります。


テーブルワインは甲州!


対談は90分、

山本先生は、山梨のワインを「叱咤激励」

辰巳さんは、「にこやかに応援」。

このコントラストが、作られたシナリオではない臨場感と内容の濃さを物語っていました。


対談のポイントをまとめると、

1.贅沢ワインと日常ワインを分けて飲むべき、日常ワインのほうに日本ワインを取り入れることを推奨。


2.評論家がワインに付ける点数に支配されているという、残念ながら不幸な現実がある。


3.甲州種の4重苦※は、実は日本人の食生活に合っているのではないか。

※香りが立たない、フラット、酸のキレが悪い、醸造によっては苦味も出てしまう


4.メルローやシャルドネなどの外来種も日本で育てば大人しい個性となる。(だから、和食にも合う)


5.決して「Buy Japanese」という趣旨ではなく、日本の作物の楽しみ方の1つとして、

ワインも取り入れて行きませんか、という提案。


対談中は、輸入ワインとの価格競争には負けてしまうことや、

流通の構造上の問題など

日本ワインの広がりが鈍い原因となる問題点にも触れられました。

一方で、身近なものを食べようという食に対する関心が深まる昨今において、

トレーサブルで環境コストが低いメリットについても言及があり、

少々高くても(と言っても、千円台で十分美味しいですよね)

長い目で見て、日本ワインを選ぶ意義は大いにある、と。


質疑応答では、生産者さんのお悩みや意見も1つ1つが貴重なコメントで、

対する山本先生の忌憚のない反論もあり、私の理解はかなり深まりました。


対談の後は、山梨の郷土料理少しと、勝沼にある24社のワインをいただくお楽しみタイム。


郷土料理は、鹿のカルパッチョ、地鶏の水煮、

ワイン牛(ワイン滓を飼料とした牛)のすし飯などがあり、

ワインは、甲州種(白ワイン)が16種、マスカット・ベリーA種(赤ワイン)が8種。

甲州は、辛口であればどこのワイナリーのも平均的に美味しいと思いました。

(もちろん、買うとなればもっと吟味すると思いますが)

ただし、ベリーAは、硬かったり、果実味の出方に差があるという感想。

ダイヤモンド酒造とフジッコ・ワイナリーのは美味しかったです。

テーブルワインは甲州!

そのあと、さらにお楽しみタイムが用意されています。次回に続く・・・