184. 2019年PGAショーウィークレポート その6 | 宮崎太輝のグローバルスタンダードゴルフ!

宮崎太輝のグローバルスタンダードゴルフ!

NY出身のティーチングプロ/トレーナーであるタイキが、日本のレッスン業界を面白くするために始めたブログ。日本とアメリカ最先端のゴルフレッスン/トレーニングの違いを教えてあげちゃいます;)

03/22/2019投稿者: BEYONDPACIFIC

 

こんにちは。

Beyond Pacific Golfのたいきです。

今回はPGAショーの3日目に行われたWedgeの1日講習に参加した話をします。

それはWedge Matrixという講習だったんだけど、講師はJames RidyardというUKのPGAプロ。

2015年のティーチングサミットで講義してた。

僕は数年前にFacebookで彼の講習の宣伝動画をみて、これはちゃんと受けにいかなきゃなぁと思ってたんだけど

忙しさのあまりすっかり忘れてたのよね。

んで、今年のティーチングサミットと同じでGolfTecの渡辺隆介コーチが目ざとくJamesの講習に出ようよって誘ってくれたのよね。

費用は85000円くらい。

ドヒ~~~~

お高いですぅ。

他にもお金かかることがたくさんあったから厳しかったけど、

隆介くんが行くなら僕もいくってマインドだったから一緒に行くことにしたさ。

ちなみにもう一人、TGFで働いているトレーナーの高野くんも一緒にきた。

会場はBishopsgate。

講義はクラスルームでの座学と外での実技を交互に繰り返すといった感じだった。

参加者には知り合いのプロたちが何人もいて、講義中にわからないことがあったらパパッと質問できて良かった。

講義の内容は、

ウェッジをつかったショットに関する知識について、

ウェッジショットをする上での体の動きの変位について、

放たれる球の状態に関わる変位について、

どのような力がゴルフクラブにかかっているか、

ケーススタディ、

実技や指導法といった感じだった。

個人的にありがたいなと思ったのは、彼が4D Motionをつかってウェッジショット時の細かい前腕やれ手首の動きといった変位について

めちゃくちゃ細かくデータを取って紹介してくれたこと。

彼がリサーチにかけた時間は途方もないものだったと思うんだけど、

それをお金を払って学ばせてもらえるのはありがたいと思った。

僕だったらこんなめんどくさいことリサーチ絶対にやりたくない。

数年前新横浜にあるノビテックゴルフスタジオで

ファントムカメラって1秒間に100万コマ撮れるカメラでインパクト直後のヘッドとボールの挙動をとった時のデータを

将来教材か何かに使えるんじゃないかと思って画像編集したんだけど気が狂ったもん。

オハイオでのフィッティング講習中の夜に情緒不安定になって泣きながら画像を編集したのは懐かしい思い出笑笑

まあ2日分の講習を1日でやるっていうスケジュールだったっていうのと

この講習の参加者が皆ちゃんと勉強してる人たちが集まってたということもあってかなりサクサク講義は進んだ。

途中、ローポイントの本にも紹介しているNY最強コーチの1人であるカーク・オグリもニンジャとして資料に参加してたりして面白かった笑

実技に関してはペアになってお互いを教えあったり、Jamesが診てくれたりと色々やった。

てか、Jamesマジでアプローチ上手かった。

もちろん色々な技師みたいなアプローチが上手いプロは僕も知ってるけど、今まで見た人の中で一番かもと思った。

講習中で学んだ内容でJamesが実演してくれたことでラフからのアプローチがもっと簡単になったりで楽しかった。

そして講習の最後の最後で、

バンカーの目玉のライからちゃんとスピンをかけるという打ち方を教えてもらった。

このショットは本当にびっくりした。

その理屈は既に僕が色々な指導に応用しているのと同じだったんだけど、

僕には発想できないものだった。

 

いやいや、そんなんアリかいなってね。。

Jamesも初めてその技術をみてからその理屈を理解するのに2年かかったって言ってたけど

それは講習で紹介してくれた身体の動き組み合わせの変位をちゃんと理解できてたから答えに辿り着いたんだろうなと思った。

そんなこんなで自分が雑魚なのを再確認しつつ、

僕の知っている知識はもっと色々なことに応用できる可能性があるのを知ってWedge Matrixは幕を閉じた。

うん、良い講義だった。

隆介くんが誘ってくれなかったら今回は見送ってただろうから、マジでサンキューな!

次回はシリーズ最終回。

お楽しみに;)

P.S.

Wedge Matrixの講習中、ローポイントって言葉が何回話に上がったかわからないくらい皆「ローポイントがこうだからああだこうだ」って議論してた。

その模様をみて、自分の初著書に「ローポイント・コントロール」てタイトルにして良かったと思った。

それだけアメリカではローポイントを考慮に入れて指導してるってことだからね。

ふとそんなことを思ったのを思い出したので書いちゃった:)