日本出張も残り1週間を切りました。
僕とスパイシーはいつも通り全力で動き過ぎてスタジオで死んでます。

でも、いいこともあります。
むしろそっちの方が多い。
それは僕たちの活動を見てくれる・応援してくれる人たちが確実に増えていること。
わざわざ遠方から僕たちに会いに来てくれる人が増えているということ。

僕が高校生の時から、そしてきっとその前からずっと変わってこなかった日本のゴルフ業界。
お金云々じゃなくて現状を本気で変えたいって人が僕たちの元にどんどん集まってきてくれてます。

業界を変える次の世代の人材達は今、力を蓄えてるぜ。
日本のゴルフ業界をもっと面白くするのは俺たちBeyond Pacific Golfだ。
皆さんどうか見ていてください 😉

さて、そんなわけで今回の記事は前回のマイアミ遠征の続き!
ドラールでJim Mclean Golf SchoolのLead master instructorのJulio Nutt(フリオ・ニュート)のギアーズレッスンを喰らった僕たちのチームは次の目的地へ。
次の目的地はステイシー・ルイス、ミッシェル・ウィー、ヤニ・ツェンのトレーナーであるDavid Donatucciが運営しているFlorida Institute of Performance(以下FIP)。

実はこのドナツッチ氏、写真だけだけど以前僕のブログに登場したことがあります。

↑この左の人
彼のことは僕がアメリカの学校で本気でトレーナーになろうとしていた時期に
あー、この資格取ろうかな。。
でもこの資格を持っててゴルフ業界で有名な人って誰だろう?と思って検索したときに知った人です。
そしてその後、知り合いの女の子に超オススメ!と言われてコンタクトを取って会いに行きました。
その時彼と話をしたのですが、同じようなことをゴールにしていると認識したので
「なるほど。自分のトレーニングに対する考え方は間違ってなさそうだ。。」
と思ってそれ以上のことは何も考えませんでした。
それではなぜ今回彼のところに会いにいくことになったのか?
それは今回の旅のキーパーソンの一人、チョコこと新宿四谷にあるトータルゴルフフィットネスの江澤彬パフォーマンスコーチのリクエスト。

フロリダ滞在中のスケジュールの打ち合わせをするために彼に電話したら
チ『1/31にFIPでPRIのセミナーやるみたいなんだよね。ここゴルフのトレーニングで有名な施設なんでしょ?今学んでるPRIをどうやってゴルフのトレーニングに活かすかをそこで学べるんじゃないかって思うんだけど、仕事でその前に日本に帰っちゃうからさ。そこの施設を見学にいきたいんだ。』
まず読者の皆様はPRIがなんなのか知らないと思うので
チョコが教えてくれたテニスで有名なATさんである武井敦彦さんのブログから引用なのだ。

Postural Restoration Institute®(PRI)とは
“2000年に創始者であるロン・ハラスカ氏(理学療法士)がネブラスカ州リンカーンで始めた教育機関です。身体の関節間の連鎖に対する姿勢の適応、非対称性(左右)、そしてその影響力を探る点にあり、PRIのミッションとしては革新的な治療法を追求し、姿勢、運動、身体の機能障害を改善する点にあります”。
上記の説明は少し難しく感じるかもしれませんが、もっと完結に説明すると、”身体は左右非対称であり、その事実を理解した上で、身体の機能向上を目指す”とも言えます。
とのことです。
例えば僕が勉強したトレーニング理論っていうのは大雑把にいうと体はアンバランスだから左右対称になるようにトレーニングしてバランスを取ろうっていうもの。
でもPRIはどうやらそもそも身体は左右対称じゃないんだからそれを踏まえた上で云々ということらしい。
僕の周りにもPRIを勉強してる人がいたから僕も調べたことがあったんだけど、ちょっと難しすぎるからちゃんと勉強する機会を作らないといけないなと思ってました。
まあでもそうか。
チョコが行きたいっていうんだったら連れてくしかないだろ。
た「なるほど。じゃあちょっとドナツッチに聞いてみるからちょっと待ってて。」

た「ドナツッチさんご無沙汰です。今度日本から僕の仲間達を連れてあなたの施設に見学に行きたいんだけど良いですか??予定は1/28っす。」
ど『おお久しぶり。1/28か~~~。その日家族の用事があるんだよね。他の日にしてくれ。』
た「いやー、ジュピターに行けるのがその日しかないんです。なんとかならない?」
ど『うーーーーーーん。。』
た「うちのパフォーマンスコーチのアキラっていうのがいてね。PRIを学んでるんだけどゴルフのトレーニングにどうやって活かすかっていうのをあなたから学びたいんだってさ。本当は彼31日のセミナー受けたかったんだけど日本帰ってしまうんや。」
ど『なに?そんなやつがいるのか。わかったアキラのためになんとか時間を作ろう。I would be happy to discus PRI training for golf with Akira.って伝えといて。時間は1時半だったら大丈夫。』
た「お忙しいのにありがとうございます。感謝します。」
とこんなやりとりがあって僕らはドナツッチのところにいくことになったわけなのだ。
ドラールから車を走らせること1時間半。
やってきましたFIP!!

裏口からな!笑
ドナツッチとずっと一緒にやっているBarrettくんに「なんでそっちから入ってくるの?」と言われました笑
ドナツッチと再会し、チーム皆を彼に紹介。
早速ドナツッチによるチョコのセッションが始まりました。

ドナツッチがチョコを色々アセスメント(診断)。


アセスメントの内容、結果について色々と質問。

その受け答えを聞いて途中からDr. 高田も参戦。
Dr. 高田もPRIを知らなかったからドナツッチに1から説明してもらってました。
それまで僕が通訳してたんだけどそこからDr.高田にバトンタッチ。
だったんだけど途中からドナツッチの話を聞くのに夢中で僕とDr.高田の二人とも通訳のことを忘れて訳す内容忘れちゃったりというドジもありました笑
チョコは英語わからない。
でも専門用語は同じだからね。
チョコはドナツッチがどんなことを言っているのかをちゃんと理解してできるから議論が成り立つ。
チョコは純粋に聞きたいことを聞いてドナツッチがそれに全部答えてくれる。
僕がアメリカに住んでる人たちの好きなところはここ。
本気で勉強してる学習者に対して、先生は必ず質問に答えてくれるんだ。
先生も話をしたらそいつが勉強してるかしてないかの区別ってつくからね。
ちょっと興味があります程度のやつにはそんな答えてくれない、というか相手してくれないのだ。
学習者の情熱に対して先生も情熱を持って答える。
この文化、大好きだぜ。

そんなわけでその後の議論も白熱。
どんな話をしていたかというと、
PRIの講習とかで習うことは~だけど、現場では習ったことに当てはまらないことが多くある。
それらをどのように分析し適切な処置やプログラムを立てていくかということでした。

ドナツッチにこちら側の質問を全て答えてもらった後、今度はチョコのトレーニングスタート。

ドナツッチはPRIの説明をしながらチョコのトレーニングをやってくれたんだけど、それを見ていて思ったのが
「これ、Dr.高田の施術に似てる!!」
なんだろう。。
PNFをこんな感じに使うのかぁ。
日本の理学療法士さんがよくやる操体法とかに近いのか??と勝手に思ってました。
う~~~~~~~ん
なんていうか。
Dr.高田の施術のトレーニング版かな。。
てか今となっては浅すぎる僕のトレーニング知識じゃ理解できなかった。
いや、話を聞いてて理解はできるんだよ。
でも、ドナツッチ・チョコ・Dr.高田は色々なことを踏まえた上で議論してたからね。
僕の雑魚臭ったらなかったね。
表面しかわからなかったんだから。
それがちょっと悔しかったから、
時間ができたら久しぶりに身体のことを勉強し直そうと思った。
知識だけでもチョコもDr.高田のレベルに少しでも近づかなきゃだからな。
で、みっちゃんがあることに気がつき
み「これって凄くないですか。。」
と言ったのでふと周りを見るとトレーニングしてる人が増えてる。
ブーッ!!
が、ガキンチョどもがものすごく複雑なトレーニングを坦々とこなしているだとぉーーーーーー!!??

日本だったらトレーナーと一緒にいないと出来ないような内容のトレーニングを子供一人一人が坦々とこなしてました。
ここの子達、どんだけ適切に教育されてるんだ。
色々なアメリカのトレーニング施設見てきたけど、FIPはちょっと異質過ぎた。
こんな施設、見たことねぇ。。

そんなこんなでチョコのトレーニングは続き、セッション終了。
再度アセスメントし直し、チョコの身体のビフォーアフターをチェック。
すごく短時間だったんだけど、すごく変わっててびっくりした。
その後も質問しまくり、さすがにもう質問ないだろうと思ってもう帰るべかって話をしてたらドナツッチが
「あいつ、ゴルフチャンネルによくでてるやつやでぇ」ってハゲのおっちゃんを紹介してくれた。
一同「あー!名前わからないけどあのおっちゃんやないか!笑」

皆で写真撮影をしてもらい、ドナツッチにお礼を言って施設を後にしました。

この後の車の中がすごかったね。
我々コーチ陣は正直何が起こっているのかわからなかったのでチョコとDr. 高田に質問攻め。
今までよりもより本質的にゴルファーのパフォーマンスを上げるためのゴルフトレーニングと理学療法の可能性を見出したチョコとDr.高田の話に全員が魅了されました。
本当に面白かったぜ。
だって絶対にワークするからね。
僕とDr.高田が日本進出してチョコたちとアクションを作るときを皆楽しみにしててね 😉
*おまけ*

当然、ここにもRotexがあるのだよ!笑
次に訪れたのはCressey Sports Performance(CSP)。

なんでもチョコの世代でNo.1のやつの施設らしい。
残念ながらその日、アスリートたちは外でトレーニングをすることになっていたので10人くらいの学生たちしかいませんでした。
見学してたけど、
やっぱりこんなトレーニングだったら馴染みがあるなと思いました。
表面しか見てないからわからないけど、FIPはやっぱり異質だったな。。
CSPのトレーナーさんたちと話をして、お礼を言って施設を後にしました。
その後、ご飯を食べてなかったのでアメリカ南部で有名なワッフルハウスへ。

ワッフル食べて、
やっぱり俺たちはパンケーキハウスIHOP大好きIHOPPERだぜ!という結論になりました。
ワッフルハウスを出たらもうオーランドに帰るだけ。
時差ぼけで皆寝てる中、大雨の中何時間も運転して地獄だったのだけ覚えてます。
この日が一番疲れたかな。
とりあえず僕の居眠り運転で今回のチームを一網打尽にしなくてよかったです笑笑
そして僕のPGAショーに来ない?という誘いに乗ってくれて、かつFIPに行くことを提案してくれてチョコに最大級の感謝なのだ。
今回の旅の一番の収穫はこれだった。
今の僕だったらRotex以外でドナツッチにわざわざ会いに行くという発想なんてなかったからね。
チョコが提案してくれたから道が開けた。
アニキ、マジでありがとう!!
そんなわけで、これでマイアミ遠征その2はおしまい。
でも、僕らのフロリダ滞在はまだまだ続くんだぜ!!
次回もお楽しみに 😉
たいき