インストラクターの限界 その3 りょうちゃんパター編:日本での取り組み | 宮崎太輝のグローバルスタンダードゴルフ!

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NY出身のティーチングプロ/トレーナーであるタイキが、日本のレッスン業界を面白くするために始めたブログ。日本とアメリカ最先端のゴルフレッスン/トレーニングの違いを教えてあげちゃいます;)



こんにちは!

Beyond Pacificのたいきです!!

前回の記事の最後にりょうちゃんのパターストロークの動画をご覧いただきました。

もう一度見てみましょう。



う~ん、どっちがいいんだろう…。。

1つ目のストロークは凄くカップに向かってまっすぐボールが転がってるように見えるし

2つ目のストロークはフォローでもの凄く内側に引き込んでるよね。。

でも一つ目はなんかフォローでのフェースの向きが気になるし

2つ目はやっぱりもの凄く内側に引き込んでるのが気に食わない!!

ああああああでもどっちがいいかわからーん!!!!!

ちょっと五月蝿かったですねすみません笑

そんなわけで、

りょうちゃんにパターに関して色々質問してみましょう。



Q :パターは得意ですか?

A:昔は得意だったんですけど、今はちょっと苦手です。

Q:なんで今苦手なのかな?

A:距離感が合わなくて。。

Q:カップのどっちに外す?

A:右です。

Q:今までどんなパターの取り組み方をしてたんだい?

A:色々な方から習ったのですが、大体指摘される内容が同じで似たような打ち方を教わりそれを一生懸命頑張りました。

Q:ほほうそれは面白い。それじゃあそれについて教えてください。

A:こんな感じです。

1. 軌道はストレートストレート
2. フェースローテーションを抑える
3. アッパーブローで撫で上げるように打つ
4. バックスイング1に対してフォローを3の配分で振る

た:ありがとう。とても興味深いね。

一つ一つを考察してみよう。

1. 軌道はストレートストレート



これはりょうちゃんがアウトサイドインの軌道で打ってたから直されたんだって。

なるほどね。軌道がすごい荒れてたら直すべきでしょ!

2. フェースローテーションを抑える



ふむふむ。軌道がストレートストレートだったらフェースローテーションを小さくした方がインパクトでフェースが正面向きやすいもんね!

3. アッパーブローで撫で上げるように打つ



ボールっていうのはグリーン上で芝と芝の間に挟まってるしね!

ちゃんとロフトがあるパターで芝と芝の中から脱出させてあげなきゃだめだもんね!!

りょうちゃんにパターを教えて人曰くアッパブローで撫で上げるように打ってトップスピンをかける!これも妥当だ!!

4. バックスイング1に対してフォローを3の配分で振る



これは有名だよね!フォローを大きく心がけながら打たないと打ち損じちゃうかもしれないから、1:3の割合で打つんだ!

とまあこんな感じだと思います。

りょうちゃんもそういう風に考えてたみたいだし、

そもそもそうやって教わったって言ってたもんね。

はい。

今の僕には上に書いた1-4の意味がわかりません。

はっきり言って、これらの指導が彼女のパターのパフォーマンスが向上するようには全く思えない。

まあ4はわかるかもしれない。

小さいバックスイングと大きいフォローで打っててガンガンパターを沈める人ってやっぱりいるからね。

でも1-3に関しては、

ああ

理想的なパターのストロークを目指してるインストラクターが勉強しないで今までの自分の経験則で語ってるのね。

もしくは

パターレッスンマニュアルに書いてあるのをそのまま鵜呑みにしてるのね。

ってのがわかります。

アメリカで

日々情熱を持って勉強して

あらゆる測定器を使用して

検証しながら議論を続けているプロの連中だったら

上のような指導はあり得ない。

少なくとも、Pete’s Golf Pro Shopのメンバーではあり得ない。。

そんなわけで

今回書いたりょうちゃんのパターの取り組みがなんで間違ってるって言えるの??

というその論拠を書きます。

『インストラクターの限界』シリーズのりょうちゃんのパター編を読んだらなぜ日米の指導に違いが出てくるのかがきっとわかってくると思います。

次回もお楽しみに ;)

たいき