ドクター高田、宮崎プロのFunctional Golf 第2回 | 宮崎太輝のグローバルスタンダードゴルフ!

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NY出身のティーチングプロ/トレーナーであるタイキが、日本のレッスン業界を面白くするために始めたブログ。日本とアメリカ最先端のゴルフレッスン/トレーニングの違いを教えてあげちゃいます;)



宮崎プロ(以 後、M): 高田先生、前回の「理学療法士さんってどん なことをしてくれるの?」という 話、大変参考になりました。先生は身体の各関節・筋肉の動き・重心の位置などを分析し、それらを 治すスペシャリストなのですね。 高田先生はゴルフ競技者を専門的に診療しますよね。先生はゴルフスイングを教えたりはしないのですか?

高田(以後、T): いえ、私はスイングは教えません。スイングの軌道ではなく、生徒がスイングをす るときどのような身体の動きをしているかを見ています。例えば身体のどこが上手く使 えていなくて、どこに負担がかか っているのかを見ます。身体の状 況をもとに「こうしたスイングは あなたには出来ませんよ」とかこうしたスイングをしたいのな ら身体のここの部分を治す必要 があります」といった治療や指導 をします。だからゴルフスイング やクラブの軌道を直したりとい うことは太輝プロにお任せです。

M: なるほど。でも実は私、レッスンするときにたまに困ることがあるんです。

T:どんなことでしょう?

M:例えば、「高いトップ」をつくろうとします。

もし関節の動きに制限がなかったりすると、簡単に指示通りの「 高いトップ」の形ができます。ですが、肩周りの筋肉が固まってしまって、やってほしい身体の動きがまったくできないという人もいるわけです。そういう人は理想的な身体の動きが出来ないので、それに近い動きへと調整することしかできません。身体に無理をしてスイングを作 ろうとすると、怪我のリスクが上がってしまうかもしれない。そしてパフォーマンス(ボールが遠くに飛ばない、いいスコアが出せないなど) の向上が望めないということです。



T:なるほど、無理にスイングをつくろうとして、むしろ自然な身体の動きを害するというわけですね。よく熱心にスイング理論を探求される方、また形だけにこだわったレッスンを受講されてい る方に多くみられる傾向ですね。熱心なことはいいですが、大切なことは身体ができないことをスイングで求めてもそれはできないということです。

M:確かに我々はスイングの形を見てレッスンをすることが多いです。コンピュータ上で腕の角 度などを分析しながらレッスンするのも最近の傾向です。

T::例えば次のようなテストをしてみてください。



背中を反らさずに手が壁に簡単に つくぐらいの肩関節の可動域が無ければ「高いトップ」を作るのは不可能です。

M:なるほど、こうやって身体の 動きを分解するとわかりやすいですね。

T:1人ひとりの身体は違う。だからTVや雑誌で紹介されているインストラクターのアドバイスが万人に通用するというわけではありません。そこに気が付かないとゴルフは上達しません。スイングはファンクショナルで効率的な身体の動きでなければなりません。一人ひとりの身体に合 ったスイングを見抜き、そのスイングに近づける取り組みをするのが太輝プロ。ゴルファーの身体能力の向上をお手伝いするのが私です。お互い協力し合って、皆さんのゴルフが向上するように働きかけましょう。

M::そうですね! 高田先生と私が協力すれば、より高いレベルでゴルフレッスンが出来そうで す。次 回は、練習についてもう少し踏み込んだ話をしたいと思います。




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