芝の話 | 宮崎太輝のグローバルスタンダードゴルフ!

宮崎太輝のグローバルスタンダードゴルフ!

NY出身のティーチングプロ/トレーナーであるタイキが、日本のレッスン業界を面白くするために始めたブログ。日本とアメリカ最先端のゴルフレッスン/トレーニングの違いを教えてあげちゃいます;)



ご無沙汰しております!

Beyond Pacificのたいきです!!

最近いつも使っていたパソコンが死んでしまった+滅茶苦茶忙しくてパソコンから離れておりましたのでブログの更新が滞っておりました。

なんで忙しいかって?

それはあなた、あたくしはレッスンをやりまくってボロ儲けしておるのですよ!

と言いたいところなのですが

実際はそうではありません。

留学プログラムの件で茨城にいったり、

プログラムのスポンサー探しのため営業にいったりで

色々なところに脚を伸ばしにいってるわけです。

交通費だけで経費倒れしそうな状況なのですが、今回の記事で僕がやっている留学プログラム以外の活動の一つをご紹介させて頂こうと思います。



画像は僕の家から1分くらいのところに住んでいる親友の琢朗です。

彼は去年仕事をやめて、今は農家の方々により環境に優しい液体肥料を売る仕事をしています。

今年の春、彼の液体肥料の話を聞いて思ったのが

『あれ?今日本のゴルフ場って農薬問題どうなってんだろう??』

ってことでした。

アメリカのグリーンキーパーの人たちとは普通に接してたけど、アメリカの農薬についてはあまり話を聞いたことないなぁ気がつきました。

英語で殺菌剤的なことが書いてあるダンボールがいっぱい積まれてるのはみたことあるけど。

あれってもしかして農薬だったのかな。農薬だったら恐ろしい量だったけど(^_^;

まあそんなことを思いながら彼と日本の農薬について勉強しつつ、彼の液体肥料がゴルフ場の芝にどのような影響を与えるかを調べる活動を始めました。

ビヨンドパシフィックとして一緒に動いてくださっている松澤さんから茨城県のあるゴルフ場とご紹介して頂き、そのゴルフ場の芝生育成地にいくつかの区画を作りこれまで5‐6回肥料を撒いてきました。



なのですが、

う~~~~~~~~~ん。。

ちゃんと液肥が効いてんのかわからーん!!orz

区画の中はキーパーさんが芝を刈っているのでメッチャ綺麗に芝が生えてるし

根っこを調べようとしてもベント芝の根っこなんてとれねーよ!

唯一目に見えて効果がありそうなのは下の画像なんだけど。。



写真だと分かり辛いんだけど、液体肥料をかけた黄色い区画の方が芝が生えてきてるんだよね。

う~~~~~~~ん う~~~~~~~~ん

芝に対しての知識がなさすぎてわからーん!

詰んだー!!

と思っていたら、恐ろしいほど人脈を持っている松澤さんが最強の助っ人を紹介してくださいました(笑)



画像真ん中の方は雑草学の権威であられる佐合隆一先生です。

今回先生に、琢朗と僕の取り組みについての話を聞いて頂くことができました。

その上で現在の農薬の有効性と問題点、

琢朗の液体肥料が芝にどのようにワークするであろうかという議論、

将来学会に発表することを念頭にどのように実験とデータ取りを進めるか、

実験の信頼性と妥当性を上げるため、今までの実験手順、肥料と水の配合や量の見直しなど

素人には想像もつかなかった貴重なご意見とアドバイスを頂くことができました。

先生のお話を聞けなかったらたぶんこの取り組みは大失敗に終わっていたので、先生を繋いでくださった松澤さんに感謝でございます。




琢朗と動き始めて、

やっぱり農薬がないとゴルフ場の管理が成り立たないっことがわかりました。

そして芝と農薬の研究が進んだおかげで

昔と違って今のゴルフ場で使われている農薬の量は環境省が定めている基準を下回っているっていうのもわかりました。

基準を下回ってるからいいじゃん!って思う人もいるかもしれないけど、

それでもアンナチュラルな農薬はできる限り減らした方が環境にはやっぱりいいんじゃないか?っていうのが琢朗の意見。

僕もそう思う。

過去に農薬問題を抱えてしまった日本のゴルフ場は、より環境に優しいものは追い求めるべきだと僕は思います。

ゴルフを知らない人ほど『ゴルフ場は農薬問題があるから~』と言うし、

きっとゴルフ場の近隣に住まわれている人たちも芝を管理されているグリーンキーパーさんたちの農薬を減らす取り組みについて知らない人も多いと思います。

ゴルフ場=環境汚染=嫌い!となってしまっていることと思います。

僕が知らないだけで、実際に被害を受けているところももしかしたらあるのかもしれません。

昔からあるこのゴルフ場に対するマイナスなイメージは、これから衰退していくであろうゴルフ業界から払拭していく必要があります。

少子化でどんどん競技人口が減ってんだ。

競技人口を少しでもあげるために、できることは全てやるべきです。

今回その役を買ってでてくれたのが琢朗です。

佐合先生のお話を聞かせて頂けたことと琢朗の師匠のお話を聞かせても頂けて思ったのが、

やっぱり農薬の量は減らしていけるんじゃないかってことでした。

しかし、そもそも琢朗の液体肥料は農業(野菜とか果物)に対して効力を発揮するもののようなので、佐合先生ですら芝に対してどのようにワークするかわからないそうです。

それでも今よりももっと環境に良いゴルフ場の可能性を求めて、琢朗と僕は動き続けます。

環境に良くて総合的にコストダウンを計れそうっていうのが証明されたときは、皆さん琢朗から液体肥料を買ってあげてくださいね(笑)

今回は以上です。

読んで頂きどうもありがとうございました。

たいき