場所は西伊豆の土肥温泉
西伊豆エリアは車がないとなかなか不便な場所。
義親も下田や伊東はよく行くけど西伊豆はやはり縁が無い様だったし、このエリアにしました。
旅行直前に義父が咳風邪になってしまって心配したけど、
楽しみにしていてくれたので、旅行までに体調合わせてきたよ
朝迎えに行き、義母のおしゃべりに一通りお付き合いしいざ出発
富士山がバッチリでしたぁー
伊豆に行くたびに毎回富士山見るし、東海への遠征などでは
新幹線の車窓から見えるので、それほど富士山を眺めるのは
珍しくないけど、それでも毎回テンション上がるね
富士山、やっぱり素晴らしい
行きはほぼどこにも立ち寄らず、一路宿へ。
←お部屋も広め西伊豆は海に沈む夕陽がとっても綺麗な場所。
なので、最上階にある展望露天貸切風呂に入れてあげたくて。
お風呂の貸切は先着順だったから、チェックインと同時に宿に入ってお風呂を予約！！！
でもね、、、ビックリするくらいの強風
凄まじい。
とてつもなく寒い。
さすがに義両親には無理だと言う事で、私たち夫婦が入ったけど、寒いのなんのって
湯気も全て吹き飛ばされ、しまいには強風で巻き上がったお湯が水に変わった上に
私たちにミスト上に降りかかる
源泉温泉で加温されるより、風で冷たくなる方が早く、常時ぬるい。
時間一杯まで粘って入っていたけど、温まることなく出る。
しかもそこの展望露天風呂は周りから丸見えじゃない？っていうくらい近隣が見えますがな
オババの裸体など興味ないだろうけどさ、やっぱりそこはさ。
でもね、隠しながら着替えるよりも、寒さのあまり一刻も早く浴衣を着たい一心でした
出てから大浴場直行したよ。
夜ご飯の時は、「金婚式のお祝い」ということで宿の方が写真を撮ってくださいました。
義両親には、先日撮影したスナップ写真をアルバムにしたものと
アクリルフォトに加工した写真立てをプレゼントとして贈りました。
そうしたら、、、、義母が嬉しくて泣いちゃったの
普段プレゼントをあげても、こっちが想定しているリアクション以下の義母が泣いた！
つられて義父も泣いた
私もウルウル
喜んでくれて本当に良かった
風邪をひいて食欲減退。
リハビリも行けず、散歩も出来ずにいた義父。
体重が50キロを割り込んでしまったよう。
着替えている時、チラッと見えた義父の背中。
背中の肩甲骨がクッキリ出てしまっているんだよね。
相当痩せてしまいました。
食べないと痩せてしまい体力もつかない。
なので、義母は一生懸命食べさせようとする。
「いらない」「多すぎる」「こんなに食えない」と否定語から入る義父。
義母の疲れもいかばかりか。
お風呂に入った時にやっぱり愚痴が出てきました。
やっぱり義母も可哀相。
でも義父の身体はガン細胞が巡っている。
単なる我儘ではなく、本当に食べたくないんだと思う。
ただ、食べないと・・・体力が・・・という堂々巡り。
見ているこっちもやはり辛い。
しばらくはこの状況が続きそうです
翌日は宿をあとにして、西伊豆の海岸沿いをドライブし、
ビュースポットがある度に停まり景色を眺める。
車旅行ならではのことをする。
で、宿泊宿では義父と義母が一緒に家族風呂に入れなかったので、
貸切風呂がある日帰り温泉を探してそこに行くことに。
途中、道の駅でしこたま野菜を買い、いざ伊豆長岡温泉に。
探し当てた宿は既に貸切風呂はいっぱいになってしまい、
仕方ないけど大浴場に。 土曜日だしね。
でも大浴場も時間帯が早かったので貸し切り状態でした
温泉を満喫して、一路帰路に。
義両親も喜んでくれて、素敵な贈り物になりました
元気だけど体力の低下は否めない義父。
今すぐどうのこうのではないけど、元気なうちに旅行に連れて行ってあげられて本当に良かった
大それた事は出来ないけど、私たち夫婦の出来る親孝行をしたい。
大好きな旦那を授けてくれたかけがえのない人だから。