当院では原則として血液検査の結果を採血当日にお話ししています。甲状腺を専門としている施設、あるいはある程度大きな総合病院や大学病院でも、当日結果が出るようになっている場合が多いでしょう。施設内に血液検査機器があるので、すぐに結果が判明するのです。
院内検査のメリットは、その日のうちに結果が分かるので、すぐに治療方針が決められるということです。
しかし、院内検査ができる施設は限られています。多くの施設では外部の検査機関に血液を提出し、検査をお願いすることになるので、検査結果が判明するのは数日後となります。
他院に通院して内服薬を処方してもらっていた方の中で、当日中に検査結果が出ないとのことで、当院受診を希望されて来院された方が多くいらっしゃいます。話を聞いてみると、血液検査を行い、次回の受診予定である1~2カ月後にその時の結果を聞いて、投薬内容の変更をしてもらっていたとういう患者さんが何人かいました。確かに通院回数を減らすことができるので一見いいように思われますが、1~2カ月前の結果で判断するのでは遅すぎると思います(明らかな異常値になっていれば、あらかじめ連絡をくれるところも あるようです)。
手間はかかりますが、結果が判明したらできるだけ早く結果を聞きに行き、内服の変更が必要ならすぐに対応してもらうことをお勧めします。